眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

BS-TBSで「ランボー 最後の戦場」を見ていたら

お昼11時からの放送で、途中から見始めまして。ランボーが「何もしないで無駄に生きるか、誰かのために死ぬか、選べ」(大意)の辺りから。何となく流し見していたのですが、悪人の後ろから忍び寄ったランボーが、男の首をぐっとつかんで、肉を引きちぎる場面があったんですよ。あれ、前のときもこんな場面あったっけ…と思いながら、クライマックスの大乱戦を迎えるんですが、飛び散る血潮!砕け散る肉塊!な人体破壊描写が満載…。

以前、BSデジタルで放送されていたのは、過激な暴力描写をカットして(これはこれで巧妙に編集されていて見事なのですが)、劇場公開時にはなかった場面を追加した「特別編集版」というその名の通り、特別に編集されたバージョンでした。しかも劇場版ではカットされた、ランボーを説得する場面が追加された「特別編集版」の方が、映画としては説得力が増しているという不思議なことになっていたんですが、それはともかく、なんだかBSデジタル各局で持ち回りのように放送されているように思える「最後の戦場」ですが、一体いつからノーカット版で放送されるようになっていたんでしょうね。いや、途中から見たので、もしかしたら特別編集版に暴力描写を復活させたバージョンだったかもしれませんけど。最初から見ておくべきだったな、と少し後悔。

しかし久々に見ましたが、いっそ痛快なほどの人間ミンチ描写が凄いですな。スタローンの映画としても、異色なほどに暴力的なんですよね。いよいよ5作目も製作されるという話になっていますが、もうこれで終わりにしてくれていいんですけどね。でも「ロッキー」もまだやってますからね。「クリード2」は、なんだか「ロッキ―Ⅳ炎の友情2」みたいになってませんか。いいんでしょうか、それで。「クリード」に感動した人間からすると、ちょっとそれは…という感じがしますがねえ。