眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

12月31日(土)の日記

『宇宙人ポール』をシネリーブル梅田で観る。監督はグレッグ・モットーラ。『スーパー8』がスピルバーグ映画へのリスペクトを高く掲げ、色んな事をやった割にはあまり映画自体は面白くないという残念な結果に終わったのは今年の夏の話。そしてこの年末、も…

12月30日(金)の日記

内藤陳さんが亡くなった。75歳。『11PM』の水曜日のメイン司会が愛川欽也だったころ、陳さんMCによる『読まずに死ねるか』というコーナーがあった。色んな面白本が紹介され、色んな作家もゲストで出たりして(船戸与一とか大沢在昌とか)冒険小説やハードボイ…

12月29日(木)の日記

今更ながら『下女』のDVDを買った。一週間ちょい前に楽天で注文したのだが、注文後にお店は韓国にあると知って不安になり、しかも受付時も発送時もメールが来ず、これはちゃんと届くのかと不信感を抱いていたが、無事にやってまいりました。疑って悪かった。…

12月28日(水)の日記

年内の仕事終了。なんだか疲れた1年だったな…。自分が年をとったせいもあるんだろうけれど。まあいいや、今年はもう終わりだ。来年の事を考えよう。 年内にスティーブン・キングの『セル』を読み終えたかったんだけど、あまりのスローペースでどうなるか。…

波戸くんフィギュア欲しさにアフタヌーンを買う

月刊アフタヌーンの2月号を買う。漫画雑誌を手にするなんて何年ぶりだろうというくらい。下では、買うかどうか迷うと書いているけれど、結局買いました。『げんしけん』の波戸くんフィギュアが欲しかったから。こちらは立ち姿で、これもなかなかいい感じです…

「げんしけん二代目の弐」(11) 感想

『げんしけん二代目の弐』11巻(木尾士目/講談社)を読みましたよ。スーも矢島もヤブも、いい奴ばっかり。誰かを庇い、誰かに庇われ、そんな円環は大人の社会ではなく、大学サークルの延々続くように思える日常の中ではどこかピュアにすら見え、眩しく、熱い。…

森田芳光監督が死去

森田芳光監督が死去。61歳、肝不全で。最近の作品は見ていないなあ。森田芳光、という名前に以前ほどの輝きを感じなくなった、ということもあるが、こちらの興味のある題材を監督していない、というのが大きい。好きだったのは『の・ようなもの』『家族ゲー…

「新耳袋殴り込み リターンズ」 感想

『特攻現在百物語 新耳袋殴り込みリターンズ』(ギンティ小林/洋泉社) 幽霊が出る現場へ赴いて、失礼な行為で霊を挑発し、怒って現れる(であろう)その姿をカメラに収めようという無茶な挑戦を描くドキュメント。『怖い噂』は読んだことはないが、映画秘宝読者…

12月17日(土)の日記

『REC3』の予告編。POV形式の映画は一つのジャンルとなったけれど、カメラがそこにある必要や意味を考えるとどうしてもドラマの幅が狭まる感じがするが、この3作目は結婚式が舞台となっているようで、それならビデオカメラの存在は何ら問題のないものである…

「悪魔の植物人間」が再発売!

『悪魔の植物人間』が、オルスタックソフト販売より2012年2月28日発売。価格は2500円。同時に『怪獣ゴルゴ』『獣人ゴリラ男』『猿人ジョーヤング』も出る。これらは1500円。ファンタスティックシネマコレクションは終了したと思っていたから、まさかの復活は…

ウシハル(2) 感想

『ウシハル』の第2巻(ゴトウユキコ/小学館)を読んだ。清晴以外の(一部の)人間にもウシハルが巨乳の女子に見えるとか、かつて牛女とセックスしたという爺さんの話とか、1話完結のエロギャグ漫画だけでない物語の広がりが見えて来たのは意外。一番最後のコマに…

セルビアン・フィルム

この予告編もこういうジャンルの映画が好きじゃない人は見ない方がいいかも。 悪名高き残酷映画が遂に日本公開。以前から胸糞の悪くなる映画として評判だったが、オリジナル104分という最強仕様で上映される模様。恐ろしくて観る気になれないが、ホラーファ…

アジアの鷹、第3弾!

いよいよ『十二生肖』の一端が垣間見えるときがきた。おおっ!と思いながら観て行くと最後に、2012.12.12って!まだまるまる一年ある!…早く観たいなあ。ジャッキーが監督するのは、本当に久しぶりだ。いつも以上に気合の入った映画になっていそう。これは…

ウルトラマンレオ

いつまであるかわからんが、とりあえず。 ウルトラシリーズの戦闘テーマの中でも、これはカッコよさと美しさがある。ハープの響きが素晴らしい。何よりも物凄い昂揚感がある。

那些年,我們一起追的女孩

今年の東京国際映画祭で上映された際の邦題は『あの頃、君を追いかけた』。TIFFのサイトの作品紹介には配給会社名がない。ということは日本公開の予定はその時点ではなかったということだが、今はどうなんだろう。台湾ではこの夏大ヒットしたこの映画、どこ…

1911

監督はチャン・リー。そして総監督としてジャッキー・チェン。ジャッキー出演作100本記念の大作という触れ込み。確かにそれに相応しいかもしれないスケールの大きな作品で、辛亥革命をテーマに中国の国威高揚気分を盛り上げる内容になっている。が、ジャッキ…

コンテイジョン 感想

監督はスティーヴン・ソダーバーグ。オールスターキャストのスケールの大きな作品なのに、106分にタイトにまとめあげる、ソダーバーグの職人的手腕の見事さをまずは褒めたい。感染2日目から一気に事態が悪化していく様子を描く一方、それに対処する側の様子…

賽紱克‧巴萊(セデック・バレ)

日本統治時代、台湾最大の抗日暴動を描いた超大作。第48回金馬奨で4部門で受賞。批評家筋よりも観客に支持された映画、ということかな?大ヒットらしいですから。予告を見る限りではなかなかスケールも大きく、『ラスト・オブ・モヒカン』とか『アポカリプ…

ミッション:8ミニッツ 感想

監督はダンカン・ジョーンズ。脚本はベン・リプリー。『このラスト、映画通ほどダマされる』という変なキャッチコピーが全面に出ているけれど、結末で衝撃を受けるといった類のどんでん返し至上主義的な映画では全然なくて、このコピーがいちばんのだましだ…

田渕由美子全作品集Ⅱ そよ風の輪舞曲/南風社

写真は集英社りぼんマスコットコミックス版『林檎ものがたり』より。ずいぶん前に買ったっきり、本棚の後ろに隠れていたのを発見。第2巻発売の時点で、この全集は第4巻まで予告されていたが、結局その後が出なかった模様。思ったほどには売れなかったのか…。…

BSフジで『座頭市物語』放送!

11月25日(金)スタート、15時からの放送予定。 http://www.bsfuji.tv/top/pub/zatoichi.htmlちなみに現在、BS日テレでは同じ金曜日の18時から『傷だらけの天使』やってます。追記:CS時代劇チャンネルでは23日からシリーズ全100話をリマスターしたバー…

デート&ナイト 感想

監督はショーン・レヴィ。劇場未公開作品。〈あらすじ〉スティーヴ・カレルとティナ・フェイは、倦怠期を迎えた中年夫婦。いつもよりもちょっと上のディナーを、と気張って出かけたお店でトラブルに巻き込まれ、深夜のニューヨークで逃げ回り、時には立ち向…

神様ゲーム/麻耶雄高(講談社)を読んだ

以下、若干のネタばれ。子供向けのミステリ叢書シリーズの一冊だが、ふんふん、と思って読み進める。猫殺しという陰惨な事件を少年たちが解決しようと奔走する話と思っていたら、思わぬ方向へ展開。読んだ人間全員がおそらく仰天すること受けあいのラスト… …

SK-ⅡのCM

既に話題になっているようだが。 一人が2本、線を引いていくと六角形のはずが五角形になってる、と伊集院光がラジオで指摘したらしいですね。さすが。言われてみると確かにおかしいんだけど、相当意識してないと気付かない。加えてこの3人は合成らしいのも…

Theかぼちゃワイン

懐かしいわ〜。 背が高くて白くてむっちりした女性が好きなのだが、そういう趣味を秘かに形成させたのが『Theかぼちゃワイン』のエルちゃんだったような気がする。大女は小男の夢、ですわな。いいよなあ、春助…。しかし体が大きいからってエルってあだ名はか…

密告・者 感想

梅田ガーデンシネマで鑑賞。監督はダンテ・ラム。〈あらすじ〉まもなく監獄を出所するニコラス・ツェー。彼は、妹を借金の形にとられている。そんな状態の彼に、ニック・チョンの刑事は、密告者になれと誘う。台湾から戻ってきた犯罪者が宝石店強盗を働くの…

ホラー・マニアックス第4期

2012年2月2日発売『サンゲリア2』『アクエリアス』、 3月2日発売『幻想殺人』『ナイトメア・シティ』、4月3日発売『エクスタミネーター』『暴行列車』ううむ、見ているのは『ナイトメア・シティ』と『エクスタミネーター』だけか。ということで欲しい物も、…

南へ走れ、海の道を! DVD化!

やああああっと発売になる。『海燕ジョーの奇跡』も同時発売。買うしかないだろう。

11月5日(土)

かるま龍狼の『ひとづま』(ワニマガジン社/成人コミック)が出ました。やはりかるま龍狼の描くひとづまは最高である。今回の収録作品のなかでは、「おもわく」のお母さんがもう最高にタイプで辛抱たまりません。このちょっと吊り目のショートカット、体にフィ…

11月3日(木)

昭和29年の11月3日といえば何の日でしょうか?言うまでもないが、『ゴジラ』の第一作が公開された日だ(名古屋では一週早く先行公開されている、というのはなしでお願いします)。一作目を観たのは中学生の頃だったかなあ、東宝の創立50周年記念のイベント上映…