眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「げんしけん二代目の弐」(11) 感想


げんしけん二代目の弐』11巻(木尾士目/講談社)を読みましたよ。

スーも矢島もヤブも、いい奴ばっかり。誰かを庇い、誰かに庇われ、そんな円環は大人の社会ではなく、大学サークルの延々続くように思える日常の中ではどこかピュアにすら見え、眩しく、熱い。なんだか泣けて来た。

そして斑目に訪れる衝撃のモテ期!それを横から見ているハトちゃんのモノローグと思いが胸に迫る。同時に3人の人間から好意をもたれるという事態に、そうとは知らずに未だ悶々とした思いを抱え続ける斑目に涙と共感。

因みに購入したのは限定版の方。波戸君の寝姿フィギュア付き。1500円という価格はちょっとお高い気もするが、ファンとしては買って損はないと思います。海洋堂の榎木ともひでが原型製作だし。あと言わずもがななことだが、明日発売の月刊アフタヌーン2月号には波戸くんの立ち姿フィギュアが付いています。買うかどうか迷いますな。

いやー昨日は仕事場の忘年会で。まさに一種の地獄。楽しいはずの場を一気に盛り下げる社員間の確執。片隅で妙に雰囲気作ってる人たち。付き合ってんのかよ!と突っ込みたい。そして強制参加の二次会はボウリング…。20年ぶりくらいに玉投げたわ。腰痛いわ。もう絶対やらない。ずっといら立ちを憶えながら、非常に居心地の悪い思いをしながら過ごす拷問の如き時間…。仕事場の飲み会は本当につまらん。ブリブリして帰宅した後、知り合いから2年ぶりくらいの電話。明け方まで仕事のことや実にくだらないことを話して愉し。救われた。