眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

「007/スカイフォール」 12月31日(月)の日記

アポロシネマ8で『007 スカイフォール』を観る。 今月はテレビで『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』が二週連続で放送されたおかげで、じゃあ続けて『スカイフォール』も観ようかと気分が高まった。ボンド映画にも最近はめっきり関心が湧かなかったのでち…

12月30日(日)の日記

Dlifeで録画していた『オクテな僕のラブ・レッスン』を見る。 特にこれでなければならない理由はなく、気楽なコメディを求めていただけだが、それを叶えてくれるテレビムービー。ごくごく、よくある話し。エリック・メビウス扮する主人公は堅実に生きている…

12月29日(土)の日記

久々に腹筋運動でもしてみるか、と寝っ転がったものの、全く起き上がることが出来ず大ショック。ここしばらく運動なんて確かにやっていなかったけれどここまで体力が落ちているとは思わなかったのでしばし呆然とする。体って意識して鍛えていかないと簡単に…

12月27日(木)の日記

先日、KBS京都で放送された『パンダ・コパンダ』を見る。何度見ても愉しい作品だなあと再確認。単純な線でも動きのダイナミックさや繊細さは描きだせる。おまわりさんがミミちゃんの様子を見にやってくる場面で、畝みたいに盛り上がった道の真ん中の部分を自…

2012年にみた映画のベスト 12月26日(水)の日記

今年、映画館で観た作品から年間ベストのようなものをえらんでみた。 サスペンス映画部門 1.裏切りのサーカス 2.神弓 3.ビースト・ストーカー/証人 4.アルゴ 5.盗聴犯 狙われたブローカー 6.盗聴犯 死のインサイダー取引 7.悪の経典 8.崖っぷちの男…

12月25日(火)の日記

クリスマスの夜にはこれを。 でも正直、『ダイ・ハード』を見るまでこの曲のことは全く知らなかったな。ヒットしても、語られないとか歌われないとかすると、そんな曲なんてなかったかのようになってしまうのが寂しい。歌に限らず、何でもそうだけど。 これか…

12月24日(月)の日記

年賀状をなんとか仕上げる。ギリギリ明日には投函出来そう。もしも来年もこのくだらなくも愛おしい慣習を繰り返す機会に恵まれるならば、もっと早くから準備するようにしよう。ユーロスペースではレイトショー上映の『いま、殺りにゆきます』『ゾンビデオ』…

12月23日(日)の日記

長居植物園でガーデンイルミネーションをやっているというので行って来た。無料開放とはならず、きちんと200円払わないとならないのだが、普通に入っても200円かかるから別に腹が立つわけでもない。6時過ぎに着いたら、入場券の自動販売機前に行列が出来てい…

12月22日(土)の日記

『げんしけん二代目の四』13巻(木尾士目/講談社)を読む。 学祭にて、前半はハトくんの過去にまつわる話。そこから斑目を中心とした女(1名は男)たちの思惑の渦が怒涛の展開へと招く。春日部さんが学祭に来る、というシーンから一気に高まる波乱の気配、女たち…

12月21日(金)の日記

仕事場の忘年会であった。例によって例のごとく、淡々と飲み食いして終了。いつも虚しい気持ちになるだけだ。帰りに『げんしけん』13巻と映画秘宝を買って帰宅。昨晩のBSプレミアム『イノさんのトランク』は夫人のきみさん、長男の隆司さん、黒澤和子、土屋…

12月20日(木)の日記

昨晩の『相棒』は前回からの続き。マジックマッシュルームは関係なかったなあ。カルト的なにおいというのはそう的外れでもなかったが、即身仏とは驚いた。この世を憂いた男がひとり、土の下で人身御供となるという。しかし、その男を取り巻くわけありの仲間…

12月19日(水)の日記

明日12月20日(木)『イノさんのトランク〜黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆〜』という番組がBSプレミアムで放送。本多きみさんの著書『ゴジラのトランク』を元にしたドキュメントなのだろうか。何にせよこれは見逃し厳禁。

12月18日(火)の日記

『しあわせ節電』(鈴木孝夫/文藝春秋)を読む。 単に節約、節電についての話ではなく、もっと切実に、地球環境のために無駄を無くそう、という訴え。著者はこの中で『地救原理』という生き方を提示しており、読まずとも文字だけで何を言わんとするかはあきら…

12月17日(月)の日記

『新・午前十時の映画祭』が開催決定(→http://asa10.eiga.com/2012/topics.html)。来年4月から。DCP上映となるようでそれもまた時代の流れということになりましょうか。新規上映作品14作品の中には『燃えよドラゴン』『ジャッカルの日』『ロッキー』『サイコ…

12月16日(日)の日記

明日12月17日(月)の夜7時から、BS11にて『木下恵介アワー 3人家族』が放送開始。2話連続放送。前にテレビ大阪で放送しているときに録画し損ねて悔しかったので今回こそはちゃんと追いかけたい。

12月15日(土)の日記

昨日の夕方くらいになって、どうもまた腰のあたりに鈍痛が広がってこれはどうしたものだ、と困っていたら、今朝のおしっこに結石が出ました。あれなんか違和感が…と思っているとポロリ、という感じで。痛みというほどのものはなくて良かった。しかしあんな小…

12月14日(金)の日記

いよいよ『パシフィック・リム』の予告編が公開になりましたな。 なんでも菊池凛子の子供時代を芦田愛菜が演じるそうですね。オーディションで選ばれたみたいだけど、日本での興行を考えてキャスティングされたんじゃないのかなとも思いますな。で、目玉のロ…

12月13日(木)の日記

野波麻帆が結婚そして妊娠!おめでとうございます!と一応祝福はするものの、この寂寥感。全く関係ないのにね。はあー…とため息なんかもついたりして。しかしまあそれはそれとして、来年夏に宮崎駿と高畑勲の新作が同時公開というニュースも来ましたな。喜び…

12月12日(水)の日記

先日『デスノート』のコンプリートセットDVDを中古で買った。映画自体も嫌いじゃないのでいいんだけども、250円という値段に衝撃を受けた。一枚じゃないのよ、前編後編収録で特典ディスクもついてんのよ。それだけ売れたということの裏返しではあろうが、び…

12月11日(火)の日記

どえらいトリックのミステリが読みたいと思い、手元の積読本から『ロシア幽霊軍艦事件』(島田荘司/原書房)を。5、6年前くらいの作品だろ、と思っていたら2001年に出版されていると知り愕然とする。大正八年、芦ノ湖畔に出現したロシアの軍艦の正体とは?と…

12月10日(月)の日記

『怪獣絵師 開田裕治とウルトラの世界展(http://m-78.jp/q/seven/abeno/#summary)』12月26日(水)〜1月15日(火)、あべのロフトにて。原画展示ではないようで、そのせいでか入場無料。のんびり覗きに行きたい。 梅田ガーデンシネマからはがきが来ていた。『ガ…

12月9日(日)の日記

二日続けて外に全く出ないのもどうか。以前は平気だったのだが、最近は勿体ない気がしてしまって、用事がなくても土日のどちらは必ず、散歩程度でも外に出るようにしている。まあ、二日とも雨だったりするとしょうがないけれども。あ、今日は大阪でも雪がチ…

12月8日(土)の日記

いや寒い。しかも寒さを倍加させる風の強さよ。出かける気になれず、一日部屋でうだうだと過ごしてしまう。しかし部屋にいると暖かいかというと、そういうわけでもなくて、というのは暖房を入れていないからだが、服を重ね着すりゃいいんだろ的に着こんでい…

12月7日(金)の日記

三陸沖を震源とする震度5弱の地震。東日本大震災の余震。こんなに時間がたってもまだ起きるんだ。油断出来ない。衆院選挙前のこのタイミングでの地震は何か問われたようが気がする。昨晩はテレビ大阪の深夜の番組、シネマクラブで『マッドマックス』をやっ…

12月6日(木)の日記

『パーマネント−まんがの詰め合わせ−』(岩岡ヒサエ/小学館)を読む。『土星マンション』連載中に出た短編集。巻末の初出一覧によれば、表に出た作品は3本、残りはすべて描きおろし、となっている。実際にこの本の為に描きおろしたものもあるのだろうし、また…

12月5日(水)の日記

今日の『相棒』は脚本・金井寛、監督・近藤俊明による、コンピューターと将棋の名人との対決を巡る殺人事件。人工知能の開発者が殺され、対戦相手だった将棋界の人たちに嫌疑がかかる。しかし特命係はほんの小さな物語の断片を偶然見つけ出して犯人へと迫っ…

12月4日(火)の日記

日が暮れてからの寒さがもう真冬。ていうか12月なんだから当たり前か。風が冷たいというよりも、空気が冷たい感じ。さみーなーと思いながら、何故か今この瞬間の寒さのことよりも、小学生の頃の学校の帰り道や、焚火の風景を思い出す。『先生!!原稿下さい。…

12月3日(月)の日記

朝起きて、あれ何か体の調子がおかしい、と思っているうちに右の腰あたりに鈍痛が広がり、冷や汗が額に浮かぶ。さ、寒い!と思う間もなく痛みのあまり吐き気が生じ、これはまずい、と。しばらく治まるのを待ったがどうも無理っぽいので救急車を呼んで、病院…

12月2日(日)の日記

昨日は『悪の経典』も観た。30〜40人くらいの人間がバタバタと猟銃でぶち殺されていくクライマックスがなかなか壮観。生徒たちは、伊藤英明に対してなすすべもなく追いつめれられ、宴の生贄になるだけ。敵と味方の攻防といったゲーム性を排し、ただただ殺戮…

12月1日(土)の日記

今日は映画の日で(毎月1日のサービスデーではなくて)映画は1000円。ということで『人生の特等席』を観る。定石に(というか基本というか)沿った展開をする父と娘のドラマ。老いていくことの不安や恐怖にはほとんど接近せず、それらを笑いで包んだ作劇で見せて…