眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

12月13日(木)の日記

野波麻帆が結婚そして妊娠!おめでとうございます!と一応祝福はするものの、この寂寥感。全く関係ないのにね。はあー…とため息なんかもついたりして。

しかしまあそれはそれとして、来年夏に宮崎駿高畑勲の新作が同時公開というニュースも来ましたな。喜びや希望を見つけて、そこに向かって日々を暮らす、という生き方をしているので、とりあえず来夏までの糧を得た、という感じ。

昨日の『相棒』は、甲斐が意識不明の重体で病院へ担ぎ込まれてくるという幕開け。事故ではなく何か事件に巻き込まれたようで、酷い暴行を受けた形跡があり、翌日、目を覚ますものの記憶喪失状態となってしまう。杉下警部たちは、キノコ狩りに出かけて行ったという悦子の話から、周辺の捜査にあたるうち、ひとつの怪しげな場所をみつけるのだが…という輿水泰弘・脚本、安養寺工・監督による久しぶりの前後篇。まろく庵というキノコ狩りをやっている家に集う人間たちが事件にかかわっているのだが、一体何がどうなっているのかは前編では良く判らず。ミステリアスで面白い。人里離れた場所で、後ろ暗いものを抱えた人間たちが密かに暮らしていて、何かをきっかけにして人を殺しかねない暴行を加えるくらいの行動に出る…。これは恐ろしい。人の心のどす黒さには果てがないからね。キノコということでマジックマッシュルーム的な何かを使って裏の商売でもやっているのか、そしてカルト的なにおいも漂う、まろく庵の本当の姿とは何か?ということで次回に期待。
ゲストの柴本幸が意外といい感じ。髪形のせいもあって最初誰か判らなかった。やっぱりおかあさんと似ているね。