眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

ゴジラ

「エンター・ザ・ミュージック」「映画音楽特集 第13弾:平成ゴジラ3部作」

今年(2017年)の夏、関西フィルのサマーポップスコンサートで演奏された、平成ゴジラ3部作組曲。その演奏を中心に、藤岡幸夫と作曲の大島ミチルのトークを交えながらの30分。最高ではないですか。映画音楽特集ではお馴染みの有村昆をゲストに招き、ゴジラシリ…

「キングコング対ゴジラ」4Kデジタルリマスター版(2K上映) 感想

川北紘一監督を偲んでのオールナイト上映がその前日にあり、翌朝に1回、「キングコング対ゴジラ」を上映するというので行ってきた。当日券1000円で、オールナイトでも配られたと思われるゴジラのステッカー(手に川北監督が乗っているイラスト)と「キンゴジ」…

野村トーイ カセット8ムービー「宇宙怪獣キングギドラ」の音声

ナレーションは滝口順平。カセット8ムービーは、8ミリカセットを映写機に装填し、手回しのハンドルをカチカチ廻して映写するおもちゃ。付属のソノシートを聴きながら自分で映像を合わせるという大変アナログなシステム。とても懐かしい。 大阪府立大型児童…

「キングコング対ゴジラ」あべのアポロシネマで特別上映

「あべのアポロシネマ45周年企画 『特技監督 川北紘一』特別オールナイト」が開催される模様。詳細はこちら。上映作品は「キングコング対ゴジラ」(話題の4Kリマスター版のようだが残念ながら2K上映)の他、「ウルトラマンA(第26話)」「ウルトラマン80(第13話…

R.I.P. 中島春雄…

中島春雄氏死去の報。88歳。肺炎で、となっているが、ご病気か体調を崩されていたのではなかろうか。在りし日の中島氏を偲んで。 もしかすると、これが最後のインタビュー映像なのか。 1983年に中島氏が最後にゴジラを演じたとき、とある。雑誌「宇宙船」の…

別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本 感想

初代ゴジラ関連本中、これはかなり濃密な一冊。まさかと思うような人たちへのインタビュー取材により、第一作目のゴジラがまた新たな一面をみせてくるような、それほどの密度の高さ。これまでも、マニア以外は誰も喜ばない話しばかり…と、最近の特撮映画本を…

今年はアンギラス誕生60周年記念だった!

昨年は、ゴジラ60周年!とどこもかしこも騒いでいたが、「ゴジラの逆襲」が公開されたのは昭和30年の4月24日。ということで、アンギラスも60年。そうか、ゴジラのことしか頭になかったが、そういうことだ。つまりこの先、来年はラドンが60年、その翌年はミス…

ゴジラ新作は、庵野秀明総監督、樋口真嗣監督(兼特技監督)に決定

エイプリルフールのネタではないのか、と半信半疑になってしまうが…。

ゴジラ東宝チャンピオンまつりパーフェクション(KADOKAWA・電撃ホビーマガジン編集部)

宣伝素材はみていて本当に愉しい。特にポスターとロビーカードには、どれだけ胸を踊らせたか。懐かしく甘い記憶と共にそれはある。それと割引券。上映が近づくと、近所の映画館の人が、学校の前で配っていたものである。我も我もと、それに群がっていたもの…

新作「ゴジラ」の監督が、山崎貴ではないかという噂について

尾崎一男さんのツイートより。『寄生獣 完結編』のインタビュー取材で山崎貴監督に会う。この件に守秘義務はないそうなので明らかにしますが、次期『ゴジラ』監督というウワサ、当人の口から完全否定されました。正式な監督は東宝からのアナウンスを待ちまし…

川北絋一監督 死去

先日「装甲巨人ガンボット」が最終回を迎えた。画面を横切るように逃げる人々の後ろでロボットが激突するカットが、往年の特撮映画らしい演出。光線の応酬になるクライマックスも、平成ゴジラシリーズのようで、こういうのも懐かしい感じがするな、と思いつ…

ゴジラ新作は2016年公開

いよいよ東宝版が始動。 スタッフ、出演者はまだ未定のようだが、監督は山崎貴なのではないか…と想像している人間は多かろう。何せ、「ヤマト」「永遠のゼロ」「ドラえもん」そして「寄生獣」と、VFXと興行成績にかけては、向かうところ敵なし。加えてこれらは東宝系…

装甲巨人ガンボット 危うし!あべのハルカス

ご存じでしたか、ガンボットのことを。大阪芸術大学映像学科の皆さんが、川北絋一監督の指導のもと撮影した、特撮ロボットドラマ。全4話で、本日(25:25〜40)放送分が第3話。先週は放送がなかったから、一瞬焦ったよ(テレビ大阪HP→http://www.tv-osaka.co.jp…

ゴジラ60周年

昭和29年11月3日。「ゴジラ」第1作の公開日です。本日こそが、まさに、その60周年を祝う日であろう、と。日本映画専門チャンネルは21時から1作目を放送するようですが、世間的にはもはやどうでもいい話題ですね。新作公開にあわせて気を吐いたのは、テレビでは…

「大ゴジラ特撮展」 感想

ゴジラスーツが、やはり見どころ。入ってすぐのところに、VSメカゴジラのゴジラとメカゴジラのジオラマ展示。これに入って演技するのかと思うと、ふぅっと気が遠くなるなあ。やる方もやらせる方も、ちょっと頭おかしいんじゃないの、と思うほど、でかい。太…

「G博 ゴジラ大阪に現る」 感想

8月14日から24日まで「G博 ゴジラ大阪に現る」というイベントがありました。あべのハルカスで開催…といっても近鉄百貨店本店・ウィング館なので、あの日本一高いビルとは、あまり関係ないですけど。先週の金曜日のお昼頃に覗いてみたんですが、まあ平日の昼…

ゴジラ×メカゴジラ(2002)

監督は手塚昌明。 BSプレミアムで。 久々にみてみると、印象が変わっているところがあって面白かった。劇場公開時から、メカゴジラのCGは粗いな、という感じだったが、更に軽くなっている。クライマックスで、空中でワイヤーを切断して降下する場面など、今…

ゴジラVSデストロイア(1995)

監督は大河原孝夫。 BSプレミアムで。「モスラ対ゴジラ」「地球最大の決戦」が公開されたのは1964年なので、かれこれ50年前の映画だった。そこまでいくと、風俗的な面でも、ドラマ上の無理でも、「昔の映画」という括りで、少々のおかしさも御愛嬌となりうる…

三大怪獣 地球最大の決戦

監督は本多猪四郎。1964年の作品。 BSプレミアムで。 沢村いき雄さんは、東宝(特撮)映画ファンにはおなじみの大部屋の俳優さんだが、この作品での漁師役は、なかなかいいですね。飄々とした軽さと可笑しさがあって、なんともいい味。関沢新一脚本の、スムー…

モスラ対ゴジラ

監督は本多猪四郎。1964年の作品。 BSプレミアムで。ゴジラの顔が、シリーズ中で一、二を争う凶悪さ。アップになると、あまりに悪辣な表情過ぎて笑ってしまう。↓これですな。 何度も見ているのに、見逃しているポイントはあって、藤木悠が自分の机でゆで玉…

『怪獣総進撃』をみる

日本映画専門チャンネルで。監督は本多猪四郎。1968年の作品。ゴジラ映画という、子ども映画の中に、ぎょっとするような暴力描写が入る。銃撃戦で、腹から血を流す者、頭に着弾して絶命する者。土屋嘉男が唐突に窓から飛び降りるシーンのショック。そのあと…

ゴジラ予告編 その2

ミレニアム以降の予告編もアップされました。見に行くたびに、がっかりしたものだが、それすらも、もう懐かしい。あんなゴジラでも、いないよりは全然よかった。大事なこと、大切なものは、無くしてから初めて判るものである。とはいえ、『ゴジラ×メカゴジラ…

ゴジラ映画予告編

Youtubeの東宝MOVIEチャンネルで、昭和と平成の『VSデストロイア』までがアップ中。とりあえず編愛する『ゴジラ対ヘドラ』を。 『ゴジラの逆襲』から『怪獣総進撃』まではオリジナルの予告編は存在していないともきく。『ゴジラの逆襲』は実は『空の大怪獣ラ…

12月21日(金)の日記

仕事場の忘年会であった。例によって例のごとく、淡々と飲み食いして終了。いつも虚しい気持ちになるだけだ。帰りに『げんしけん』13巻と映画秘宝を買って帰宅。昨晩のBSプレミアム『イノさんのトランク』は夫人のきみさん、長男の隆司さん、黒澤和子、土屋…

サンディエゴ・コミコンで「ゴジラ」ティーザー予告上映

サンディエゴ・コミコンでレジェンダリー・ピクチャーズの『ゴジラ3D』のティーザー予告が上映されたと!シルエット的には、日本のゴジラに酷似しているそうで、場内から大歓声が挙がったとの話。その前に紹介されていた『パシフィック・リム』も観客の受…

別冊映画秘宝 モスラ映画大全(洋泉社)

昨年の夏に発売されたムック本。ということは、『モスラ』が公開されて今年の夏で51年が経つということ。我が人生において、モスラとゴジラの存在は決して外すことが出来ないもので、何故なら、昭和45年の『東宝チャンピオンまつり』で『モスラ対ゴジラ』を…

11月3日(木)

昭和29年の11月3日といえば何の日でしょうか?言うまでもないが、『ゴジラ』の第一作が公開された日だ(名古屋では一週早く先行公開されている、というのはなしでお願いします)。一作目を観たのは中学生の頃だったかなあ、東宝の創立50周年記念のイベント上映…

dommuneで井上誠

チェックするのが遅くて最後の方しか見られなかった。残念。6月27日(月)に吉祥寺バウスシアターで復活ライブがあるそうです。そして『ゴジラ』『怪獣大戦争』『海底軍艦』『サンダ対ガイラ』爆音上映。伊福部昭の音楽が炸裂する作品ばかり。当たり前か。『ゴ…

12月13日(月)

学習院OB管弦楽団第62回定期演奏会にて、皇太子さまが『SF交響ファンタジー第1番』その他を演奏。ビオラ奏者なのだそうですね。皇太子殿下とゴジラは、初めて買った本が大伴昌司の『怪獣大図鑑』である、という誰もが知っている話で繋がるのだが、今回…