眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「大ゴジラ特撮展」 感想

ゴジラスーツが、やはり見どころ。入ってすぐのところに、VSメカゴジラゴジラメカゴジラジオラマ展示。これに入って演技するのかと思うと、ふぅっと気が遠くなるなあ。やる方もやらせる方も、ちょっと頭おかしいんじゃないの、と思うほど、でかい。太股の太さも異常なくらいの厚みがあるんだな、と実際にみて思いました。

続いてのコーナーでは、ずらっと並んだ、ミレニアムシリーズのゴジラスーツが圧巻。ミレニアム、GMK、メカゴジラ2作、FWと、5体がどーんと。聞いてはいたが、GMKゴジラがまた大きい。機龍ゴジもでかいんだな、と思ったけど、こちらは少し下駄をはかせてあった。それでGMKと同じ背丈だから、GMKどんだけでかいのかと。顔も大きく威圧感があるし。こりゃ怖い。その横で、ミレゴジが内股になっていたのが、ちょっと可愛かったり。

その次には、平成シリーズの、デストロイアやモゲラの撮影用の飛び人形とか、小さめのモデルなど。そしてスペースゴジラアンギラスキングシーサー、リトルゴジラ、などなど。GMKのモスラはかなり傷んでいるようでしたな。

その次には、これも近作からの、自衛隊及びGフォースの超兵器展示。メーサー車とかスーパーX2とか3とか。ちょうど3の前に来た時に、「対デストロイア」のスーパーX3のテーマが大音量で流れて出して、なんかちょっと泣けました。どうしてそんな気持ちになるのか自分でもわからんが…。

さらに轟天号

グランセイザー」で手直しされたものらしいが、かっこいいなあ…。他にも、「対ガイガン」で使用されたらしいキングギドラの頭3つ。これみるときは、金色のうろこに注目してほしいですな。ちゃんと1枚づつ、重ねて貼ってありましたよ。だいぶ剥がれてましたが。他にも何点かのプロップ、台本の展示などもありました。「怪獣大戦争」のゴジラの足とか。あれ、もっと大きいと思ってたけど意外と小さかったな。

個人的な最大の目玉は、三式機龍の展示。

かっこいい!それしかいうことはない。しばらく見惚れてしまいました。最後まで見たらまた逆にさかのぼって、頭から見直して、ということを繰り返しましたが、まあ至福の時間ですよね。これらの展示品をみていると、いくらハリウッド版のゴジラが優れていようと、みたいのは日本のなんだよな、としみじみ思いますな。もう叶わぬ夢でしょうけどね…。

比較するのもなんですが「G博」よりも内容はだいぶ充実していると思いました。あっちはあっちで見どころがあったんですけどね。これで夏のゴジラ祭りも終わり。寂しいなあ。あとは「特撮博物館」の関西での開催を待つ感じですかね。とりあえず大ゴジラ特撮展は9月15日(月)までやってます。平成シリーズ、ミレニアムシリーズに思い入れがある人は、行って損なし。

因みに、ゴジラジュニアは、客寄せのように立っているので、入場しなくてもみられます。あべのハルカスに立ち寄る機会があるのでしたら、せめてそこだけでも、チラリと如何でしょうか。