眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「G博 ゴジラ大阪に現る」 感想

8月14日から24日まで「G博 ゴジラ大阪に現る」というイベントがありました。あべのハルカスで開催…といっても近鉄百貨店本店・ウィング館なので、あの日本一高いビルとは、あまり関係ないですけど。先週の金曜日のお昼頃に覗いてみたんですが、まあ平日の昼間ですのでお客さんはかなり少なめ。熱心なファンも既に見てしまっているのかもしれません。気のなさそうに見てまわる人がぱらぱらとしている様子が、のんびりとしていて、それはまあよかった。メインとなるのは、ゴジラの着ぐるみのジオラマ展示で、ここのみ写真撮影可。皆、熱心に写真を撮っていました。なのでわたしも撮ってみました。携帯のカメラなのでこんなものです。

見る機会がそうそうあるわけでもないので、目に焼き付けたいと思うわけですが、どうもそう思う人はそれほどいないようで、写真を撮るのは熱心でも、着ぐるみそのものをじっくり見ている人は、あまりいないようでした。ま、そんなものか、と。東京会場ではミレニアムゴジラだったのですが、大阪では機龍ゴジ。ミレゴジが好きなので、ちょっと残念だなと思っていたのですが、実際のブツをみますと、いやこれはこれでなかなか。やはりかっこいい。

もうひとつの目玉は、平成以降のゴジラ映画のポスターを手掛けておられた、生褚範義氏の原画の展示ですな。これは素晴らしかったですよ。迫力の度合いが、印刷されたポスターとは桁違い。筆の力って凄いなあ。「84」の仰ぎ見る感じのゴジラの巨大感、「VSキングギドラ」のゴジラにからみつくギドラのあの力強さ、それと「VSモスラ」のモスラの羽の質感。本当に羽毛のようなんですよ。毛が張り付けてあるのか?という感じに、さわるとふんわりしていそうな、そんな柔らかさがあるんです。あんな風に描かれているとはなあ。実物見てみないと判らんもんです。ゴジラと原画をみられたので、まずは満足。

因みに話題になっていた、1億5千万円の純金製ゴジラ像は、25日から31日まで「GINZA TANAKA 心斎橋店」でも展示しているそうです。