眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

サンディエゴ・コミコンで「ゴジラ」ティーザー予告上映

サンディエゴ・コミコンでレジェンダリー・ピクチャーズの『ゴジラ3D』のティーザー予告が上映されたと!シルエット的には、日本のゴジラに酷似しているそうで、場内から大歓声が挙がったとの話。その前に紹介されていた『パシフィック・リム』も観客の受けはよかったのに、これのせいでふっとんだらしい。この左の画像はティーザーポスターで、カタカナでゴジラ、とあるところが泣かせますな。レジェンダリーは2014年の全米公開を目指しているらしいので、つまり必然的に、この映画がゴジラ誕生60周年記念作品になる。ということは、東宝版のゴジラはもうない、と結論しても良いのだろうか。残念だが現在の日本でゴジラ映画を作る気なんて誰もないだろうしな。作られたらそれはそれで有難い話だが、東宝版にはもはや期待すまい。とりあえずハリウッド版の完成を愉しみに待ちたい。

ギレルモ・デル・トロの『パシフィック・リム』も凄く気になる作品なんだけど、ロボットを操縦する際に着用するパイロットスーツくらいしか情報がでていなくて予告もないんだよな。どんな感じなのか早く見てみたい。

東宝は、予算がかかる割には客が入らないという理由で製作を中止しているわけで、そんな映画に今更予算かけてまた作るつもりがあるのか、という疑問。やる気があるなら『ファイナル・ウォーズ』以降も、ゴジラの露出を減らせるはずがないと思うんだけどどうなんだろう。実際にはゴジラの姿を見ることはテレビの中にも世の中にも少なくなってしまったし、観客の主たる層とされるはずの子供たちは、ゴジラのことなんて全く知らないわけですよ。映画は作らずとも、その存在をアピールし続けることは重要ではなかったのか?『ウルトラマン』だって現状ではテレビシリーズは基本的にないんですよ。でも『ウルトラマン列伝』みたいな番組を作って必死に生き残ろうとしている。戦隊やライダーだってずっと地道にテレビで放送を続け、映画を作っているから、現在があるんでしょう。何もしなくていつまでもキャラクターが生き続けるなんて思ってるなら大間違いだと思いますよ、はっきり言って。やる気ないんならさっさと権利フリーにしてほしいよ。