眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

ウシハル(2) 感想


『ウシハル』の第2巻(ゴトウユキコ/小学館)を読んだ。清晴以外の(一部の)人間にもウシハルが巨乳の女子に見えるとか、かつて牛女とセックスしたという爺さんの話とか、1話完結のエロギャグ漫画だけでない物語の広がりが見えて来たのは意外。一番最後のコマに出てくる女子の容姿がウシハルに似ている、というのは話を広げようという兆しなのか。さらに広げて行くのか、ギャグとして生かしていくだけなのかは、2巻までではまだ判らず。ともあれ、にやにやしつつ愉しんだ。

キャラクターとして最強なのはやはり服部だろう。エロに対する攻撃的姿勢と、あまりにも鋭過ぎる表情が素晴らしい。最低の人間だ。そしてそこがいい。表情、ということでは、ウシハルの、牛時の顔が物凄く不細工なところがまた可愛いのだった。