眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

好きな映画音楽 「エアポート75」

急に聴きたくなった『エアポート75』のテーマ曲。作曲はジョン・カカヴァス。懐かしい。昔は映画音楽をかけるラジオ番組が結構あって、この曲はよく聴いたものである。今は映画の寿命も短くなってしまったからなあ。同時に映画音楽の寿命も短くなった。あっ…

アクシデント 感想

シネマート心斎橋にて『アクシデント』を見る。ジョニー・トープロデュースによる、ソイ・チェン監督のフィルムノワールとなれば観ないわけにはいかず。2008年製作というから公開がずいぶん遅れたものの、いや公開してくれて良かった。これは実にノワールな…

ブルーレイ「gamera torilogy」を買った

『gamera torilogy』が届いた。amazon.comで買いました。2枚組で$12.99だった。平成ガメラ3部作のうち、1と2が一枚に、3には特典映像収録。ちょろっと見てみたが、画質的にはどうなのか…。結構ざらついていて、高画質とはさすがに言えないだろうとは思…

DVD早くだせよシリーズその1

言うまでもなく『バーニング』。よくあるスラッシャームービーと言えばそれまでだが、懐かしいんだから仕方ない。これ確か夏休みが終わる頃に公開になったように思うな。阪急プラザ劇場で見た。と同時に三番街シネマでも公開になっていた。初日に観に行って…

10月21日(金)

新作『血の刻印〜永遠のmermaid』の放送は12月2日、金曜特別ロードショーで。 これはパチンコの新台のCMらしいのだが、既に新作のキャストで制作されている模様。声の若返りは大いに結構だとは思うのだが、個人的に望んだのはこういうことではなかった。全キ…

10月19日(水)

『保衛戰隊之出動喇!朋友!』 「行くぞ!我が友よ!」これは日本でこそ公開しないとダメなんじゃないのか!見たい!

「夜明けの図書館」 感想

『夜明けの図書館』(埜納タオ/双葉社)を読む。書店員が主人公、というのは最近では『本屋の森のあかり』が巻数を重ねているが、図書館司書を主人公とした作品は珍しいのではないかな。私もちょくちょく図書館に行って、あまり人が借りていないような小説を借…

「誘拐作戦」 感想

『誘拐作戦』(都筑道夫)を読む。意外にブラックな前半で一気に乗せられる。気味の悪いグロテスクな状態を笑いへと持っていくどこかカラリとしたところが面白くまたそのドライぶりが恐ろしくもあり。中盤ではギャグとして描かれている場面があり、その辺りの…

「さすらいの女神〈ディーヴァ〉たち」「ミケランジェロの暗号」 感想

梅田ガーデンシネマで『さすらいの女神〈ディーヴァ〉たち』、続けてシネリーブル梅田で『ミケランジェロの暗号』を見る。『さすらい〜』は、ステージの様子を舞台袖から覗き見る冒頭部分の描写が既にだらだらとしており、その後も一向に筋の通った流れを作…

宇宙刑事アニーの思い出

懐かしい、ただひたすら懐かしい。まさにノスタルジー…。宇宙刑事アニー!『宇宙刑事シャイダー』とは本当は『宇宙刑事アニー』というドラマであった(記憶の捏造)。アニー=パンチラでもあった。そして『アニーにおまかせ』という彼女のテーマ曲の作詞は、澤…

「夜が来る」オリジナルバージョン

私は酒は飲めないが、飲んでいるような心地よさ。そして寂しさ。その向こうにはノスタルジー。年を取ったということか。

「華物語」 感想

『華物語』(講談社)を読む。原案・槙佑子、画・埜納タオによるコミック。好きだった先輩が元カノとよりを戻したことでショックを受けた沙和。気落ちしていたとき、ひょんなことから生け花教室の体験コースに参加したことで、少しづつ人生に変化が訪れてくる……

フォロー・ミー 感想

監督はキャロル・リード。非常にピュアな物語であり、どこかファンタジー的な雰囲気もある。それは特に得体のしれない探偵、トポルによるところが大きいが、ミア・ファローと言葉を交わすことなく過ごす10日間の描写のなんという喜びと温かさ。マイケル・ジ…

長居植物園へ

天気が良かったので久しぶりに長居植物園に。メタセコイヤが立ち並ぶこの道がお気に入り。

「猿の惑星:創世記ジェネシス」 感想

レイトショーで『猿の惑星:創世記』を見る(於:アポロシネマ8)。旧シリーズの『猿の惑星・征服』をベースに、いわばシリーズ前日譚として語られる物語。チンパンジーのシーザーの物語としては申し分のない英雄誕生譚として愉しめるものだが、人間側のドラ…

ファミリーペットSUNちゃん(2)/岡崎二郎(小学館)

全2巻で終わっているのが残念でならない。岡崎二郎作品は、長編のようにみえても実は連作だったりして、おそらく全てが短編なのではないかと思うのだが、作品をまとめるために狂言回し的なキャラクターが必要になったりもするがその中でもこのサンちゃんほど…

懐かし予告編3 「ゾンゲリア」

わかりやすい邦題。『ゾンビ』+『サンゲリア』ってなあ。ゴリラとクジラを合わせてゴジラ、並に強引なネーミングだと思う。でも映画自体はなかなか雰囲気のあるホラー映画でしたな。人間は食いませんが。不気味で意外と静かなタッチが寒々しくて恐ろしかっ…

懐かし予告編2 「ゾンビ」

スティングレイから発売されたDVDに収録されているのかと思ったけど2007年にアップされてることになってるなあ。どこでこれを手に入れたんだろう。しかしこういう素晴らしい予告編、今の日本では絶対に無理だねえ。どんなに煽っても『パラノーマル・アク…

懐かし予告編 「シャドー」

これは何かのビデオに収録されていたんでしょうな。予告編はビデオ用に作りなおしてない、劇場公開時のものなのが嬉しい。ハッタリがきいた素晴らしい内容。映画の内容もそれに相応しいものだったらよかったのに…と書いたところでもう20年以上も見ていない映…

懐かし映画音楽 「新・猿の惑星」

間もなく新しい『猿の惑星:創世記』が公開になるが、これは旧シリーズの第3作『新・猿の惑星』。音楽は第1作も担当したジェリー・ゴールドスミス。だが、全くアプローチが違い、どこか前衛音楽というか現代音楽的な響きすら持っていた1作目がまるで嘘だった…

THE GREY

リーアム・ニーソンが飢えた狼と激突!『96時間』や『アンノウン』のあとなので、1対1なら勝てそうに思う。監督はジョー・カーナハン。主演のリーアム共々『特攻野郎Aチーム』ですけど、それよりは『ナーク』のあの暗さ、重さを期待したい。

世界侵略:ロサンゼルス決戦 感想

アポロシネマ8にて。監督はジョナサン・リーベスマン。『テキサス・チェーンソー・ビギニング』くらいしか見ていないが、あれから比べるとだいぶ上出来。冒頭の緊迫感が素晴らしいのだが、そのあと24時間前に戻るという構成が残念でならない。一気にそのま…

古本、本日の収穫

『汚れた七人』(リチャード・スターク/角川文庫) 『陋巷に在り8』(酒見賢一/新潮文庫)合わせて200円。ささやかですな。

インシディアス 感想

TOHOシネマズなんば・別館にて。ネタばれしています。 監督はジェームズ・ワン。長年のコンビであるリー・ワネルとまたしても組んで、しかも『パラノーマル・アクティビティ』(3作目が11月1日公開!まだやるのか!)のオーレン・ペリが製作に参加している、と…

七つまでは神のうち 感想

脚本・監督は三宅隆太。シネマート心斎橋にて。ネタばれしています。 過去に何かがあり、それが原因でリストカットを繰り返している日南響子、小学生男子の家庭教師をしている藤本七海、ホラー映画の撮影中の女優・飛鳥凛。小学生の女の子とその母親・霧島え…

The Raid

CIA☆こちら映画中央情報局です: The Raid: トロント国際映画祭が吹っ飛んだ、インドネシア発のノンストップ・バイオレンス・アクション・ムービー「ザ・レイド」が予告編を緊急リリース!! 悪の巣窟の30階建てビルを、わずか20人の精鋭特殊部隊が強制捜…

指揮男あをによし

『のだめ』と『鹿男』を見ていた人間だけが愉しい。しかしよく出来てるなあ、と感心しますわ。のだめがピアノを弾く仕草をするところとかうまく入れてくるなあ。

I'M IN THE MOOD FOR DANCING

ノーランズ『ダンシング・シスター』…懐かし過ぎる。たまに無性に聴きたくなるのよこの曲。この頃は5人で歌ってる。4人になったのはいつからだっけか。当時はよく日本にも来て『夜のヒットスタジオ』なんかで歌ってましたよね。加賀まりこには、イギリスの出…

サブウェイ・パニック 感想

監督はジョセフ・サージェント。1974年のアメリカ映画。いまどきLB収録のDVDなんて考えられない酷い仕様である。もっとちゃんとしたものを出し直せ、とメーカーには言いたいところだ。そんな不満を冒頭から抱えながら見始めるものの、やがてその不満を…

シャンハイ 感想

監督はミカエル・ハフストローム。監督はスウェーデン出身、脚本家はイラン、撮影はフランス、音楽はドイツ、出演者も、アメリカ、中国、日本、ドイツ…と国際色豊かなのには驚く。あまり評判はよろしくはないようだが、そう思って見る映画は、たいていそれほ…