眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

懐かし予告編 「シャドー」


これは何かのビデオに収録されていたんでしょうな。予告編はビデオ用に作りなおしてない、劇場公開時のものなのが嬉しい。ハッタリがきいた素晴らしい内容。映画の内容もそれに相応しいものだったらよかったのに…と書いたところでもう20年以上も見ていない映画だよ。今見返したら思いの外面白いじゃないか、なんてことになっていたりするのかも。『炎のいけにえ』とか『タランチュラ』とかはテレビで見ていたけれど、それらがジャーロと呼ばれるジャンルでくくられているとは当然知る由もなく、イタリアのサスペンス映画は陰気で怖いなあ、としか思ってなかったな。この作品も、怖そうなアルジェントのホラー映画、ということで観に行ったんで、描写は多少えげつなくても割とよくある内容だったのは相当に肩すかしであった。しかも公開直前にやってた映画の紹介番組では、クライマックスを放送していたんですよ。犯人の顔にモザイクをかけていたんだけど、体つきや服装から、映画を見たら誰が犯人かすぐ判ってしまうのであった。そんな無法がまかり通っていた80年代…。

そして懐かしいキム・ワイルドの主題歌…といっても日本公開に際して特別に差し替えられたらしいのだが。