眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

8月16日(月)

昨晩、NHK教育で芸能花舞台の再放送。が、文楽だったと気づいた時には、もう番組も終盤。「妹背山女庭訓」の「道行恋苧環の部分で、桐竹勘十郎、吉田和生、吉田勘彌の御三人の舞台。クライマックスの踊るような動きの見せ場に惚れ惚れとする。が、文楽をテレビで観ると、義太夫と三味線に迫力がなくなることや、アップで観るようなものではないものを無理やりアップにするため、そこに生じる違和感など、いつも不満を抱えることになる。結局、劇場で観ないと、本当の面白さは判らない。この中継は今年の4月のものだった模様。文楽劇場には、去年の夏に行ってから以降、足を運んでいない。もう少しこまめに出かけるようにせねば。番組のゲストは赤川次郎文楽に関する著書もあるとは存じ上げず。チェックしてみるかな。お顔は久しぶりに拝見しましたが、少し太られましたね。


海月姫」(東村アキコ)5巻を読む。ギャグが多くて枚数を取られるせいもあるのか、ドラマ自体はゆっくりゆっくり進む。悪くなし。キャラクターと共有する時間は、心地よく、長くあってほしい。単なるネタと思われた修と稲荷の関係も、どうやらちゃんとドラマとして盛り上がるような予感もあり、次巻が愉しみ。