眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

8月30日(月)

山本小鉄が亡くなっていたとは知らず。68歳かあ。もうプロレスもゴールデン枠での放送が無くなって久しく、個人的にもたまにBSデジタルでやっているのをちらりと見る程度でしかない。プロレスを生で観たことはなく、単なるテレビ視聴者という立場に過ぎないが、それでもプロレスには不義理をしている、という自責の念めいたものをずっと抱えていたりする。80年代の新日本プロレスに熱狂していた世代としては、どうしてもそういう思いがある。プロレスがずっと娯楽として人気があればそうも思わないのだろうが、今現在のプロレスはそういう位置にはない。しかしそんな境遇であっても、小鉄さんを初めとしてプロレスラーの皆さんは今日も戦っている。それを思うと、さっさとその世界に見切りをつけてしまった自分を、残念な奴だな、と少し蔑んでしまうのだ。我々の世代には、解説者としておなじみであった小鉄さん。ご冥福をお祈りいたします。


ここのところずっと、NHK名曲探偵アマデウス」が再放送ばかり。毎回、これは見た、これも見た、という感じでつまらない。夏はこんな感じだったっけ。早く新しい話が観たい。黒川芽以は現在、舞台の稽古が大変なようだが、これは地方は回らないだろうなあ。観たいなあ。


主に泣いてます(1)」を読了。面白いわ〜。東村アキコはキャラへの愛情は多分にあっても、痛めつけるのも容赦しないのが酷くて良い。それに、中学生のつねちゃんに泰葉を歌わせ(歌ってるのは泉さんか)、アリスを匂わせる辺りの70年代後半〜80年代センス。現実の中学生は絶対知らないだろうに、そんなことはおかまいなし。もう若い世代のことなんてまるで考えてない。それがいい。それでいい。