眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

10月2日(土)

十三人の刺客を観て来た。割と評判良いみたいだが、面白くなかった。オリジナル版だけで充分だ。リメイクする意味はなかった。単にお金儲けのネタにされただけではないのかね。先日東映チャンネルで無料放送されていて、最後の方だけをチラッと見ただけだが、やはりラストの寂寥感というかあの虚しさは筆舌に尽くしがたい。あれを目指したわけじゃない、と言われるかもしれないが、死屍累々の惨状の中を歩く山田孝之のラスト、あれが虚しさを感じさせるための場面ではない、とは言えないだろう。退屈なリメイクだと思う。