眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

10月14日(木)

柏木ハルコ地平線でダンス』を読了。全5巻。4巻まで読んでいたのだが、最後を気にしたままどういうわけかずっと放置したまま。やっと読んだ。私はSFは好きなんだけど、別に理系の人間ではないし、論理的な話の詰め方にも弱い。が、タイムパラドックスを回避するタイムトラベルもの、というのはこうすれば成立するんだな、と教えてもらいましたよ。そう言われたら、なるほどそうか、とたんじゅんに納得する。しかし、柏木ハルコの作品は最初は物凄く面白くて、これは傑作の可能性アリ!と思うのに、次第にまとまりがなくなって、なんだか思っていたのと違うところに着地してしまう、という感じが強いな。この作品もその枠からはみ出せなかったように思った。『も〜れつバンビ』はどうなんでしょうか。

ドグーンⅤ』は妖怪筋肉少女隊。まさかの大槻ケンヂ登場!しかも話に全く絡まない、やっつけ感が凄い。ええっとか、大変だあとか言ってるだけ。さすがだ。話は筋骨隆々のボディになったモテない女の子三人が大暴れ。面白い。しかしドレちゃんの吉川まりあはエロ過ぎる。最高です。