眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

12月21日(火)

映画秘宝2月号を買う。『大槻ケンヂの激突!パイパニック対談』のゲストは武田梨奈。『KG』が来年2月公開だが、予告を見ている限りではどうも…。なんだかカッコよくないんですよ、撮り方が。今回、脚本とアクション監督を担当している西冬彦の、本気、本物のアクションを見せるのだ、という考えの下では、カットを割り過ぎず、アクションをワンカットで見せたい、というのがあるのかもしれないが…。香港映画レベルの編集の妙を期待するのは間違いなのか?

http://www.youtube.com/watch?v=yh051TDCWOo

武田自身のアクション俳優としての能力はおそらく確かなものだと思われるので、いっそのことタイに行って、ジージャーと共演、なんてことになったりしないかね。交流があるのなら、ピンゲーオに撮ってもらおうよ、西さん。いや、その前に、水野美紀と一回殴りあってもらっとかないとダメか。それにしても邦画の世界では、アクション映画というジャンルはほとんど死滅状態ですな。メジャーでは一人、三池崇史だけが気を吐いている感じ。あとは冗談抜きでも『仮面ライダー』くらいしかないんじゃないか?残念な状況だが、邦画をみる客には、日本のアクション映画というのは全く期待されていないし、必要とされていない、ということなのかもしれない。どうしてこんなことになってしまったのか。

ライダーも40周年記念作品が製作されると発表されたが、特報?みたいなのは、いきなり『電王』の音楽が流れてきて、一体何をやろうとしているのかが良く判らないよな。1作目のリメイクも、既に『THE FIRST』でやったしなあ。本郷猛(演じるのは勿論、藤岡弘、で)を主役に据えるくらいの気概が欲しい。本気のライダーアクションを見たいものだ。

考えてみるに、アクション映画そのものが、洋画邦画問わず、今はあまり盛り上がらないということなのだろうか。とりあえず、来年は早々に『イップ・マン』が公開されるし、『孫文の義士団』もあるし…。凄い邦題になったけど。香港のアクション映画がスクリーンで見られることも少なくなっているし、限られた機会を逃すまじ。秘宝では、韓国映画の『7級公務員』を高橋ターヤンさんがほめてますね。スルーするつもりでいたが、ううむ、迷う…。