眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

1月20日(木)

昨晩の『相棒』は1シーズンに一度はあるような気がする、お屋敷もの。シーズン9はやるせない話が多くて、面白くても観終わって項垂れてしまうことが多く、辛い。これは久々に推理ゲームのような愉しさのある内容で、こういう話のときの戸田山雅司脚本はさえまくりですな。右京がヤクザのように喋ったり、神戸がさっそうと登場して右京を逮捕するとか、こういうのは毎週見ているファンに対するサービスでもある。また、登場人物のしぐさや台詞の中に、事件解決への手がかりがあったりして、戸田山脚本はさりげない伏線を結構散りばめるので、ミステリ好きとしては嬉しい。証拠が全くないので、あれでは現実には逮捕は無理だと思うんだが、だからこそ推理がすべてであり、純粋なゲームのようで愉しいのだ。ゲストに中田博久が登場したのも嬉しいところ。ひところは時代劇の悪役ばかりだったが、今回は元執事という役どころで、強面でないお芝居が見られたのが何とも喜ばしい。

本日スタートの『ホンボシ』。ドラマの内容もテイストも、テレビ朝日東映、という想像の範囲内のものなので、そういうものと思って見る分には、愉しく見られます。それと『仮面ライダーW』の桐山漣が出演していますな。これもテレ朝=東映の縁ゆえなのだろうか。にしても、平成ライダーたちはどんどん普通に仕事が出来ていいなあ。あと殺される女性役で黒坂真美が出演していた。これまた、私は久々に目にしたのだが、地道にやっておられるのですね。頑張っていただきたい。