眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

3月4日(金)

坂道のアポロン(7)』(小玉ユキ/小学館)を読む。薫と律子のやりとりが大半を占める恋愛模様中心で、何とも甘酸っぱく可愛らしい。46ページの上2段のコマ、これに悶絶。ちらっと薫を見て顔を赤くして伏せる律っちゃんがたまらない。この幸福なひとときの一方で忍びよる不穏な空気。幸子と薫が公園の回転する遊具に乗りながら話をする場面での、キイイイ、という耳障りな錆びた金属音が、彼らの不安と重なり合う描写も素晴らしい。次で大きな展開があるのは間違いなんだろうな。巻末の予告にも衝撃展開!とあるし。いや次が愉しみ。


TRASH-UP!!』の8号が無事届く。厚い。私は映画中心に読むので、気合をかけられるのは、この厚さのうちの半分程度。だがそれでも結構なボリュウムである。ちんたらしたペースで読んでたら、あっという間にひと月ふた月過ぎてしまうから気をつけないと。前の号もまだちゃんと読んでいないし…。放っておくとどんどんたまっていくのは、当たり前の話。