眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「風にそよぐ草」と「ポエトリー アグネスの詩」とジャン・ジロー

梅田ガーデンシネマで『風にそよぐ草』、テアトル梅田で『ポエトリー アグネスの詩』を観る。軽妙かつ油断ならない作劇で翻弄するアラン・レネと、韓国が抱える問題を内包させた重い人間ドラマでありつつ真剣に芸術と向き合うことの意味を問いかけるイ・チャンドン。どちらも傑出した作品。素晴らしかった。


メビウスことジャン・ジローが死去。その名前をはっきりと意識したのは『時の支配者』だった。あれはいい映画だったな。メビウスの事を思いながら再見する日がまた来ればいいな。さようなら、いつか、また。