眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

第4回沖縄映画祭のゲストに南野陽子

第4回沖縄映画祭にて、『スケバン刑事』の上映と、そのあとに南野陽子がゲストとして登壇する予定、とある。南野さんは、人によってはあまり語りたがらない過去の作品について語るだけでなく、未だにテレビでも『おまんら許さんぜよ!』の台詞と決めポーズを恥じることなくやってくれる素敵な方だ。二代目麻宮サキというのは相当思い入れのあるキャラクターなのだろうなあ。

数年前に松浦亜弥主演でリメイクされたが、いまひとつの出来栄えで興行的にも苦戦したが、そろそろ本気でもう一度リメイクを試みてもいいんじゃないか。

信楽老の亡霊が暗躍し始めた世界で、それを知った早乙女志織がひっそりと孤独な戦いに身を投じる、そんな麻宮サキを見たい。『ウチは、早乙女志織の名を捨てる。今この瞬間から二代目スケバン刑事麻宮サキじゃ!』バーン!(新田一郎の音楽)みたいな。一応主役の潜入捜査をしている学生刑事を影から助けつつ、信楽老を名乗る人物に次第に接近していくサキ!しかしその正体はまさかのあの人物だった…って誰よ。

誰に監督してもらうかなあ、畑違いは覚悟の上で、熊澤尚人に頼みたい。『おとなり』『君に届け』など、アイドル映画の枠を越えてちゃんとしたものに仕上げたその腕を見込んで。殺伐とした世界の中にさわやかさを感じさせるものが出来あがりそう。夢のまた夢、とはいえ、こういう夢想は愉しいものだ。