『海月姫』9巻(東村アキコ/講談社)を読んだ。相変わらず面白いです。今回は花森さんとニーシャが最高。傍若無人な振る舞いがかっこ良過ぎる。
一方で少し疑問も。服を作ってもそれを着られるわけじゃない…という、オタクゆえの悲しみ、これは本来作品のテーマというか、根幹をなす問いかけだと思うのだが、結論が、コスプレだったら楽しく着られる、ということでうやむやになっているけれど、このあとも引っ張られるネタなのか、これに関してはもうここで終わってしまったということなのか。シリアスにやってくれというつもりはないが、勿体ないよな、とは思う。
今月は『主に泣いてます』も出るからな。愉しみだ。