眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

懐かしホラー映画予告編

ブロブ 宇宙からの不明物体」

『この映画のSFXはエイリアン2よりすごい!』…という、バラエティ誌の言葉がすごい。でも「エイリアン2」のSFXって、それほどでもないような…。比較対象としては、微妙な感じ。わざと?それにしてもヒットしなかったのが惜しまれる。こんなに出し惜しみのない、見せ場満載の映画も珍しいくらいなのにな。DVD化を切望する作品ですな。

スウィートホーム

日本映画のおもしろ男、伊丹十三…。今みるとクラクラするな。ノリが異様に軽い。でも映画自体は好きでしたね。もしもこの路線が成功し、映画もヒットしていたら、黒沢清の映画人生はどうなっていただろう。山城新伍が、「黒沢明と同じ名前を名乗るなんておこがましい」とか、今までと違う山城さんをみせたいんですよ、と監督に言われて、「お客はいつもの俺を見たいんだから、そんなこと出来るか、と言ってやった」とか、キツイ調子で監督を非難していたのを覚えている。しかも印税を巡る問題でもめてしまって、たぶん、今はみられない。はやく封印が解けるといいのだが…。

「クリープス」

これはオリジナルの予告に羽佐間道夫さんのナレーションを入れただけのようだが…。「口を閉じろ。奴は口からずるりと入り込む…」というのがいいですね。よくよく考えたら、これもDVDになってない。アナザーエンディングも収録しての、国内盤の発売は夢に終わるのだろうか…。

追悼のざわめき

ホラーではないが、扱いはかなりのキワモノといった感じで、公開時、大変話題になりましたな。そのときには見られなくて、デジタルリマスター化された際の上映でやっとみた。あまりにもカルト化してしまって、どんなに凄いのかと思っていたら、なんとも物哀しくてやりきれない映画であったな…。