眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

Blu-ray「愛のメモリー 制作40周年記念コレクターズ・エディション」が発売!

発売は8月2日。

前回のブルーレイは2011年。6年ぶりの再発売となるが、HDリマスターとなる模様。紀伊國屋版は、決してきれいとは言えない画質だったので、買い替えも視野に入ってくる。しばらく前にNHKでも放送されように思うが、それも紀伊國屋版とさして変わらず(というか同じマスターだったのかも)がっかりした覚えがある。

オリジナル予告編。

これだけだと、何が面白いのかが判りにくい。が、下手なことをすると途端にネタバレしそうである。こういう映画は、予告を作るのも一苦労しそう。まあ、使える素材がなかっただけかもしれないし、予告編制作者がどんな映画かが全く理解していなかったのかもしれない。しかし、初めてこの映画を見るという人には、「これくらいにとどめておいた方がよい」と思ってしまう。

昨日の「中小メーカーの権利切れ作品を大手が廉価で出す」問題の続きになるが、今回の「愛のメモリー」も、前回は紀伊國屋、今回はHappinetからの発売になる。いずれも独立系メーカーだ。しかし「愛のメモリー」は予告をみればわかるように、コロムビア映画となっている。それならば、おそらく権利はソニーピクチャーズにあるはずで、ここから商品化されるのが一番の筋ではないのだろうか。中小メーカーがコツコツやっていることを、どうしてもっとお金があって人員も豊富なはずの大手メーカーが出来ないのだろう。こういうことは結果がすべてなので、いくら社内に心ある人はいるんだけど、などと言っても言い訳にしかならない。物が手に出来ない限り、意味がないのだから。