眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

8月23日(月)

ジャンピング・ジェニイ(アントニイ・バークリー)を読んでいるが、全然進まない。本を読む速度は元々速くなかったけど、最近ますますスローになっている気がする。集中力がない。年を取るのは嫌ですね。老後の愉しみにとっとく、などと良く言うが、本当に年取っても愉しめるのだろうか。そのときには体調が悪くなっていたり、興味がなくなったりしていて、結局ゴミ同然になっていたりしないのだろうか。未来は現在の行い如何によって変化していくものだから、先のことだけ考えても意味がないってことか。老後に至るまでの過程を、愉しみつつ進む。道はその時に応じて修正されて、その延長上に、「老後の愉しみ」はある。今と未来を切り離して「老後の愉しみ」なんてことは、本当はありえないんだな。タイムカプセルじゃないんだからなあ。