眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

8月24日(火)

もうさんざん言われていると思うけれどBECK」の映画版水嶋ヒロを主演にするために竜介を主人公にしているが、原作を読んでいる者からすれば、「は?」という感じ。これは映画化する意味ない。どうしてこんなことするのかなあ。なんでもかんでも大人の事情という一言で済ませていいのか。

毎日あまりに暑いのでガメラ対深海怪獣ジグラ」のことを考えていた。長い休みにはガメラはテレビの定番だったし、鴨川シーワールドが舞台だったし。そんな中で八並映子のまぶしいビキニ姿が頭にぼわんと浮かんでくる。ジグラ星人に操られている女性の役で、子供二人を追いかけるために地上にやってくる。そのときにどういう経緯でかは忘れたけど、緑色のビキニを着るんだ。街はジグラ星人のせいでパニック状態で皆が避難している最中、ビキニで気まずそうな。避難民の好奇の目にさらされて困ったような。少し恥じらい気味な感じがとてもエロ。ああいうエロは、子供には判りづらい。大人になって初めて判る。

それにしても、ジグラ星人は地球でガメラと戦う自分が残念でならんかったろう。凄く知能の高い星の生命体なのに。そもそも支配者がサル並の星だから簡単に侵略出来るはずだったのに、サル以下の知能しかなさそうなでかいカメがサルたちを護っているから、そんなのと素手で戦う羽目になる。遠くまでやってきてなんでこんなみじめでばかばかしいことに…。海水だか重力だかの影響で何倍にもでかくなってしまう、というこの後戻りの出来ない容赦のなさ加減も凄いよなあ。どうしますかいきなり50メートルとかになったら。地球侵略に来る宇宙人たちは本当に大変だなあ。