眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

9月16日(木)

昨晩は「ホタルノヒカリ」の最終回。ちょっとだけ時間延長。全体として面白く観たのだが、部長が台湾に行ったあとの3カ月の描写、そして翌年の夏の場面などは、少々工夫が足りなさすぎるというか、1年経っているのにまるでその時間経過が感じられないのはどうにかならなかったか。今年の夏と来年の夏は同時に撮影しています、というのがありありと判るような変化のなさはどうなんだ。棚の位置が変わっているようにも思えたが、そういうことを言ってるのではない。前作と続編の時間経過は実際に3年間の差があるから同じような画ヅラでも成立するけれど、これは如何にも撮影上の妥協としか思えないよな。テレビドラマにそこまで求めるな、と言われたらそれまでだけど。実は一番感動的なのは二ツ木と山田ねえさんの結婚の場面だった。微妙な地味さの俳優二人が華やかに結ばれる姿にはどこか変なリアリティもあり、結婚に至るまでの紆余曲折は、本筋の二人の話よりもよっぽどシリアスな空気がありましたので、披露宴の場は実に幸福感で満たされているようであった。あと、この続編は職場の他の社員の人たちの話がほとんどなかったのが残念だったねえ。臼田あさ美も何にもないままだったし。営業の伊崎(こんな字かな)の高橋努はなかなか良いキャラだったけど。

残念な芸能ニュースが2つ。一つは内野聖陽の不倫報道。それは別にどうでもいいけど、飲酒運転はダメだ。昨今あれだけうるさく言われているのに、あまりにもモラルが低い。これが事実なら、もしかしたからドラマの方にも影響があるかもしれず、それが気になる所。もうひとつは田代まさしの逮捕。胆石の手術をしていたそうで、頬がこけるほどの痩せ方はそのせいか、と思われていたらしいが、そうではなかったということなんだろうか。髪の毛もかなり薄くなっていて、悲惨なほどにみじめな姿で逮捕されてしまった。またほとぼりが冷めたら復帰するんだろうけどさ。