11月4日(木）

ノイタミナで放送されている『海月姫』を見る。ところがです、愉しみにしていたはずなのに、1回目を見逃していたことに気付いてショックを受ける。深夜のアニメーションなども録画機がない状態ではなかなか追いかけることが出来ず涙を飲んでいたが、ようやくレコーダーがうちにもやってきたということで、色々と気になるものをチェック出来るようになったと思うと、ささやかながらも心が浮き立つ。ということで、かろうじて2回目。原作の第2話と第3話をベースにして…というか、ほぼまんま。原作に忠実、というか、何もひねりがないというか。いや、ひねりがないということこそ、かつてはもっとも望まれた映像化のあるべき姿であったはずなのに、何も目新しいこと(仮に改悪だったにせよ)がないとなると、なんだよまんまかよ、と勝手なことを思ってしまうのは、なんとも贅沢な物言いであるが幸福であるとも言えようか。原作の味を見事にアニメにしているのは素晴らしいが、東村アキコのちょっとルーズなタッチに比べると、しっかりとして骨っぽい感じさえするほど、かっちりときれいに作ってあって、ちゃんと作ってあるのに違和感を覚えるという奇妙なことになっていて可笑しい。月海の声も花澤香菜で、なかなかはまっていて良いね。それにしても、えっ、アニメって今こんなにきれいなの？と軽く衝撃。次回も楽しみですな。早く稲荷さんにも出てきてほしい。

あと昨日は『笑ってコラえて！』の特番『吹奏楽の旅・完結編』だった。途中から見たんだけど、涙々。どんどん涙腺が脆くなっていくなあ。それはそれとして、なんで完結編なの？もうこの企画はおしまいってこと？毎年やってきたのに？それと全然関係ないけど、金聖響、ついこないだ離婚したね。

ラース・フォン・トリアーの『アンチクライスト』、来年の公開が決まってたんですな。さて日本でも物議を醸すのだろうか？