眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

11月5日(金)

昨晩は、Bshiで『ゲッタウェイ』。またしても途中から。前に観たのはもう何年も前、記憶もだいぶ薄れている。そのせいでか、久々だとやはり面白いな。昔は逃避行というのがどうもスカッとせんなあ、と思ってたけれども、今観るとそこが面白く感じるんだから判らないものだ、一回観たっきりでおしまいにすると色々と損をする。アリ・マッグローの良い女っぷりも見どころで、子供の頃にはそこも判らない。年を取ってからの映画の愉しみ方ってそういうところにもあるなあ。音楽はクインシー・ジョーンズで、元々はジェリー・フィールディングが作曲していたのを、マックイーンの判断で変更したらしいけれど、これはこれで良いんだよなあ。哀愁漂う感じが良い。来週は『突撃隊』『シンシナティキッド』『パピヨン』『タワーリングインフェルノ』などが放送ですな。『タワーリング〜』は以前BS2では観てるけど、ハイビジョンだとどんな感じになるのか愉しみですわ。

夜の7時を過ぎたころに、パジャマ姿のおじいさんをみた。自宅前の花壇の様子をうかがうようにしておられたが、ということはおそらく、5時ごろに風呂(パジャマに着替える)→6時ごろ晩ご飯→7時ごろのんびり→8時ごろ就寝→翌日朝4時ごろ起床、という生活パターンなんだろうなあ、と。7時にパジャマというのが、今の自分には想像出来ないことなので、衝撃に近いものを覚えたのだった。

戦争のはらわた』のDVDは夏にジェネオン・ユニバーサルから発売され、PALマスター早回し盤であることと、趣もへったくれもない機械的なユニバーサル制字幕とで大不評だったけれど、売れ行きは良かったのか、あっという間に品切れになってしまった。例によってしばらくしたら再発売されるだろうと思っていたのだが、この12月に出る模様。が、定価は3800円とべらぼうなまでにはね上がっていることが判明。確かに今までも、廉価キャンペーン終了後には値段が上がっているケースはあったけれど、最近はこのパターンは減ったな、と思っていたのだが。通常価格での発売後半年もすれば、廉価化されるのが定着しつつあるのに、今更このような販売形態はどういうことか。それとちょっと気になるのは、amazonでは、発売元がジェネオン・ユニバーサルではなく、ジェネオン株式会社と表示されていること。何か変更されていたりするのかと思いきやしかし、収録時間は127分となっていて、先の廉価版と同じランニングタイム。?字幕だけが新しく変わっていたりするのか?などというのは悲しい妄想か。思いのほか売れたから値段釣り上げて再発売、というそれだけのことなのかどうなのか。でももう完全な形で再発売されても、なんだか買う気力がもうないな。