眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

11月27日(土)

梅田ガーデンシネマで『ルイーサ』(本日初日)と『マザーウォーター』を観る。続けて2本観ることがこれほど辛いとは。本当に体力が落ちてしまったと実感。疲れ果てた。

マザーウォーター』には全く共感できず。何も起きない起こらない、ゆっくりと流れる時間をそのまま受け止めようとする人々の暮らしを淡々と描く映画だが、会話も少ない静かな画面の連続に意味はあるのだろうか。そうしなければ、彼らの人生や生活は描けなかったのか?それで何かを描きだせるとでも思っていたのか?雰囲気だけでなんとかなると本気で思っているのか?理想だけが独り歩きしているようで、現実的な生活感が皆無なため、絵空事にしか見えない。絵空事を目指したのだ、と言われたらそれまでだが。しかし、仮にそうだとしても、その絵空事は、見ていてちっとも面白くも愉しくない。自分の選球眼のまずさを恨むしかないか。

↑付け足し。なんもかんもが安い、という感じか。