眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

12月9日(木)

昨晩の『相棒』は、右京と神戸が別々に行動するパターンのお話。右京は殺人事件の捜査、神戸はたまきさんと出かけた先で犯罪の臭いを嗅ぎつけて首を突っ込む。やがて2つの話が一つの事件であることが判り…という話。景徳鎮の皿を買うかどうかで迷う不動産屋が阿藤快で、なんともバカっぽくしかし憎めない男を好演。クールに贋作を売り付けようとする黄川田将也もカッコいいが、ちょっとこういう役が多いよなあ。もっとバカっぽい役の方がいいのに。ミステリ的には、窓から捨てられたチョコレートと、部屋に残っていた銀紙(包紙)の謎の部分が、なるほど、というネタになっている。が、ドラマとしては黄川田の部分が尺が足らない感じで、いまいち盛り上がらない印象だ。シチュエーションとしては面白いんだけど、もう一つ何かが足りない感じか。