12月12日(日）

恵比寿ガーデンシネマが休館。角川シネプレックスとの契約が終了したことによる休館らしい。映画館としては次の興行会社を探して経営を続けたい、ということだが、お客さんは入っているみたいだし、おそらく見つかるんじゃないのかな、と思うのは楽観的過ぎるのか。しかしここで不安になるのは、系列の梅田ガーデンシネマ。当然、同じ理由での休館がここにも待っているということでしょう。仮に、恵比寿は次の会社との営業が再開されても、梅田も一緒に、ということにはならないかもしれない。何よりも、大阪ステーションシティシネマの開館が来年春で、ここがミニシアター的な作品を扱ったりするようなら、大打撃。なんばパークスでは実際に、リーブル系の映画もガーデンシネマ系の映画もかかっているから。客を取られたら、後を引き継ごうという会社も現れないかもしれない。勿論、シネリーブル梅田も打撃なわけだが、それを見越してテアトルと提携したんだろうしなあ。観客としては、ステーションシティシネマがミニシアター系列の映画を上映してくれたら、何も困るわけではないのだが、長年ここに通っている人間からすると、やはり一抹の寂しさを感じるものだ。映画館に不満もないし、従業員の接客も丁寧だし、余計になあ。

『それはまた別の話』を読了。本はもう、のんびり読んでいます。ささっとは読めなくなってしまった。単に怠慢だけど。読み終えて思うのは、理詰めで映画を見る人、語る人は、皮肉でなく、いちいち引っかかって大変だな、ということ。最後が『裏窓』で、こないだＢＳでやってたな、と後悔…したが、よく考えたらＤＶＤ持ってたな。その前に『エイリアン』を再見中。でも頭の20分くらいで止まってる。集中力が限りなくゼロに近い。