眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

12月18日(土)

BS2で『週刊ブックレビュー』。特集に『流跡』の朝吹真理子が登場。現在、慶応義塾大学大学院で、鶴屋南北について研究しているという。出て来た瞬間の印象は、細っ、というよりも、華奢過ぎ、ということか。肘ついて斜めの姿勢でしゃべるとか、肩を抱くような仕草とか、アンニュイ…という言葉は死語かもしれないが、儚げな雰囲気満点。声もウィスパーボイスだし。でも、一生懸命に語る様子や、実のあることを話そうと言葉を選んでいる(ように見える)姿は、何処か微笑ましく、まだ若い娘さんらしい可愛らしさもあった。でも、司会の藤沢周とアナウンサーの守本奈実は、ちょっとからみにくそうだったな。特に、守本さんの視線には何処か冷ややかな感じが…w しかし、作家もビジュアルが大切だなあ。見かけが美しいと、それだけで、スタート地点が違うよな。作品の方も、機会があれば読んでみたい。

敷島シネポップで『GAMER』。16時の回は観客4人。22日で終了とはいえ…。この作品を見ると、現在公開中のウェズリー・スナイプス主演『ゲーム・オブ・デス』、続いて公開のスティーブン・セガール主演『沈黙の復讐』が1300円で見られるステッカーを、先着1000名様に進呈!となっていたのだが、余裕でもらえたよ。全然お客さん入ってないんだな…。まあ、それを残念に思うほど面白い映画でもなかったので、しょうがないと言えばしょうがないけど。『サロゲート』に似ているという声が多いが、それは見ていないのでなんとも言えないけど、『デス・レース』には似ていた。当然、『デス・レース』が似ていた『バトル・ランナー』にも似ている。また、説明不足な場面が多く、特に、このゲームのシステムがいまいち判らないのは勿体ない。全体に色々と惜しい面があり、もう少し丁寧にお話を運んでくれたらなあ、と思いましたよ。それにジョン・レグイザモの扱いがなんとも。ゾーイ・ベルもあれだけとは。とは思いつつも、でも物好きなSF映画、アクション映画ファンは見ていて損はしないと思いましたけどね。ついでに『完全なる報復』の前売券を買う。またジェラルド・バトラーの映画だ。何よりも、監督がF・ゲイリー・グレイというところに期待したい。

ブックオフで筑波昭『津山三十人殺し』を買う。あと、この時期恒例の、本の雑誌の増刊、『おすすめ文庫王国』も買った。