眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

1月5日(水)

シネマトゥデイの記事にハリウッド版ゴジラの話題。『MONSTERS』の監督、ギャレス・エドワーズが抜擢、という話で、この記事ではまだ正式に契約には至っていないようだが、脚本のリライトも始める見たいに書いてあるから、ほぼ決まっているようなものなんだろう。それにしても『MONSTERS』は、日本公開が決まっているのかいないのか。怪獣の姿を出さずにサスペンスを盛り上げる映画だというから、手腕はそれなりにしっかりしているのだろうが、気になるのは、怪獣愛のある人間なのかどうか、というところ。どんなに面白くても、愛のない怪獣映画なんてダメだろう、と旧弊な怪獣映画好きとしてはそう思ってしまう。

昨晩はNHK総合フェイク 京都美術事件絵巻』の1回目。如何にもなNHK大阪臭さと、東映テレビ朝日の『相棒』『科捜研の女』などと非常に似通った空気を感じてしまうのは仕方ないのか。脚本は『相棒』でもお馴染みの岩下悠子ということもあって少し期待したのだが、初回としては、まあこんなものかな、というくらい。いや、物語としては悪くなかったので(宅麻伸、松本明子、共に良かった。特に思いをずっと胸に秘めていた松本明子が、絵を無理やり、なりふり構わず盗み出す姿に、必死の気持ちが見て取れ、泣けた)主役キャラクターたちが初回から立つような工夫が欲しかったということになるのかな。1話完結ではあるみたいだが、そこにかつて財前直美をパリから追いやった謎の人物が絡んでくるみたいで、全6回でそいつを追いつめるところまで描けるのかどうかに期待。南野陽子はなんだか昔の刑事ドラマのコスプレをしているようでしたな。しかし、そういうところも含めて相変わらず可愛いぜ。