眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2月2日(水)

『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』が今週の土曜日からBShiで放送開始だった。うっかり忘れてしまいそうだ。原作も買ったっきり、全く読んでないなあ。今からでも読むべきなのか…。ケン・フォレットと言えば、やはり『針の眼』。ドナルド・サザーランドが異様な迫力だったが、今回の『大聖堂』にも出ていますな。年を取っても、あの迫力は変わらず。キーファーと二人で変態親子とか演じてくれないかな。サザーランドが印象的な映画というと、個人的には『SF/ボディスナッチャー』しかあり得ない。絶望的なエンディングというのは色々あるが、あれほど恐怖を覚えるラストもそうそうないと思う。

本日の『相棒』。職人やその道のプロフェッショナルが主人公になる話は度々あるが、今回は老舗テーラーが巻き込まれた殺人事件。過去は関係がないと今は真っ当に生きていても、それを利用する悪辣な奴のために人生が暗転する悲劇。今回も悲しい…。ミステリ的には、スーツの仕立てから事件解明の手掛かりを得て行くという展開が面白かったが、スーツやテーラーに関するディテールや、テーラーという特殊性を生かさんとする展開など、少々盛り込み過ぎてくどく、もたついた感じに思われたのは残念。ゲストは小松政夫、青山倫子、そして森次晃嗣。脚本は徳永富彦、監督は東伸児。このコンビは第7話の、骨董詐欺の話でも組んでいる。