眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2月6日(日)

5月発売の東映DVDは『極道渡世の素敵な面々』『民暴の帝王』『友情-friendship-』と和泉聖治監督作品が3つ並ぶ。『極道渡世〜』はもう一度見たい映画だ。ラストの桜並木がきれいだった。あとの2作は見ていない。和泉聖治作品のDVDは『この胸のときめきを』とか『南へ走れ、海の道を』とかが出てないなんて信じられない。『南へ〜』とラストがそっくりだった『修羅の伝説』も出ていない。VHSのみでDVDは出ないまま、ましてBDなども出ることなく…となると、これらの映画は本当にひっそりと消えていくことになるんだな。劇場で、VHSで、テレビで見た人間だけの記憶に残るだけで。世の中で消費されるものはすべてがそういう宿命を背負っている、とはいえ、なんとも虚しい気持ちになるな。和泉聖治とは関係ないが、『海燕ジョーの奇跡』もDVDになってないんだなあ。『地平線』などはビデオにすらなっていないのか?この2本は当時結構ヒットしたんだけどなあ。いや、私は見ていないのですが。本当に見てないな。一体何をしてきたんだろう。