眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2月24日(木)

FOXのリクエストライブラリー、『島の女』『男の出発』『世界が燃えつきる日』の発売が中止…か、あるいは延期か。ラインナップから消えている。これは残念。欲しかった人は無念だろうなあ。その一方、4月28日にオルスタックから『刑事マルティン・ベック』『ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー』が再発売されるというのは嬉しいニュースだろう。


フジテレビ『プロポーズ兄弟』の4夜目。テレビをつけたらやっていたので。伊藤淳史が一人でいるのが好き(一人っ子)という青年役。他人に干渉されたくない彼が、派遣社員ベッキーのペースに巻き込まれるうちに、次第に彼女に惹かれて行く…という話。人との関係にワンクッション置いてしまい、部屋も自分の趣味で統一されていて(ある意味オタク)…という姿を見ていると、これは『電車男』の裏バージョンではないのかという気分になる。いや、『電車男』自体がそもそも裏なので、表バージョンかもしれないが。プロデューサーも若松央樹だし、もしかしたら伊藤淳史はアテ書きだったのかもしれない。ドラマとしては特にどうということもなかったけれど、ぼんやりと見てしまった。


今日のお気に入り映画音楽はこれ。

作曲とサックスはガトー・バルビエリ。どうよこのかっこよさ。でも映画ではこのアレンジでは流れなかった気がする(DVDいまだに未見)。なのでオリジナルサウンドトラックではなくオリジナルスコアといった具合になるんだろうが、もうそんなことは関係ないね。『リベンジャー』の記憶はこのアレンジと共にある。因みにこれはシングルバージョンで、LPバージョンは6分を超えるロングバージョンになる。それとこの曲、スタン・ハンセンのテーマにもなっていたんですね。ハンセンと言えばスペクトラムの『SUNRISE』しか知らなかったよ。


そしてもう一曲。

作曲はジョセフ・クー。ジョゼフだったかな。これもサウンドトラックではない。スコアが残っていなかったため、採譜して録音した、という話を聞いたような…。リメイクもこれが流れていたらまた印象が変わっていたはずだが、あの内容なら、使わなくて正解だった、とも言える。この曲にのって、チョウ・ユンファが助けに来る場面!サブマシンガンぶっ放したあとに、ちらりとこちらを向いて、ふっ、とかすかに息を吐くように笑う。あのシーンで何度泣いただろう…。