眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

午前3時の無法地帯 全3巻/ねむようこ(祥伝社)

パチンコ専門のデザイン事務所に勤める七瀬ももこが、仕事と恋とに大忙しな日常を描く全3巻。仕事に関する話は1巻でほぼ出尽くしてしまい、あとは同じビル内の会社の人、多賀谷さんとの恋の話になる。それはそれで良いし、面白いんだけども、仕事方面の話がぱったり無くなってしまうのはちょっと勿体ない。というかそっちの話がもっと読みたかった。ある程度仕事に慣れるとあとは恋か〜そういうもんかねえ…。それにしても、どうしてさっさと多賀谷は本当のこと言わないのかね。きっかけがないとか聞かれてもいないのに何も言うことは無いとか、理由は色々あんだろうけど、どうもすっきりせんなー。もてる男や女には、そういう迷いがあるんだね。こちとら全く縁のない話で、自分から話を面倒にしているようなのが不思議で仕方ない。ま、そこは展開の都合上わざと逃げているところでもあるんだが…。