眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

この胸のときめきを

1988年の映画だったか。ずいぶん前だなあ…(遠い目で)。

仙台、博多から修学旅行でやってきた高校生たちと地元京都の高校生たちが織りなす青春模様。特にまるで今とはイメージが違う保阪尚希(当時でも、おっ、こんな役もやるのか、という感じではあったが)演じる気弱な少年ぶりが良かったなあ。雨降りの中を濡れて歩く森沢なつ子に傘をさしかける姿にぐっと来た。その場面は↓の方にあり。

他にも、畠田理恵の父親が大部屋俳優(演:田中邦衛)で、もろもろあっての彼の一世一代の名演技が泣かせるんです。どうしてこの和泉聖治の青春映画の傑作がDVDになっていないのか!発売を切望。『南へ走れ、海の道を!』もお願いしますよ。