眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

3月12日(火)の日記

待望の『よつばと!』12巻(あずまきよひこ/アスキー・メディアワークス)。

今回はもくじに至るまでにプロローグがついている。おそらく書き下ろしなのだろう。映画のタイトルクレジットのようで、たぶんこんなことをしたマンガは今までにないんではないかと思う…がどうだろう。内容の方は毎度の、よつばの愉しい日常。でも年に一回しか刊行されないので話をすっかり忘れている。よつばのカメラとか、そのカメラで撮った写真とか(特に「これはやくざ!」)、前巻から続いている話でもあることを、11巻、10巻と戻ってみて、ああそうだったか、と思う。びびりながらおっさんの写真を撮り、どうしてそのおっさんにびびるかというと、その前に更に仁王さんの話があり…と、結局また読み返して幸福になる。

今回、じわっときたのは、ペンキのあしあとをひとつだけ残すくだり。いちばんかわいかったのは、ハロウィンの話でよつばのやるいたずらが、くつをひっくり返すってところ。

よつばと! 12 (電撃コミックス)

よつばと! 12 (電撃コミックス)