『タワーリング・インフェルノ』をみる
TOHOシネマズなんばで。『新・午前十時の映画祭』の一本。
今朝の5時33分に地震があった。緊急地震速報が鳴り響き、ガタガタゆらゆらと揺れるとさすがに目も覚めてしまい、布団の中でひたすら揺れが止まるのを待つのみだった。本当、地震は恐ろしい。この先の南海トラフの地震なんてどうなるのか想像すると心底恐怖を覚える…。
いつもより早くに起きてしまったこと、その後しばらく遅れが続いていたぎゅうぎゅうづめの南海電車でなんばまで出かけたことで疲れてしまい、上映中睡魔に襲われてしまう。ところどころで記憶がとんでいる。映画自体はこのあいだBSジャパンでも放送されたので何もいうことはないが、勿体ないことをしたなあと思う。映画館でみるのは40年近く前に香里ミリオンでみたとき以来だったのに。しかしながら、DLP上映というのでフィルムとは違った質感でのくっきりした映像を想像したのだが、妙に輪郭のあまいぼんやりとした、また粒子の粗い映像で、正直これでデジタル上映というのは冗談キツイと思った。昔の映画だし多くは期待できないのかもしれないが、少なくともハイビジョン放送やブルーレイでみるときのクリアさは微塵も無かった。残念。他の上映作品もみんなこんな感じなのだろうか。だったらちょっとつらいな。『ジャッカルの日』や『サイコ』を愉しみにしていたのだが…。
どうでもいいことながら、今回大きな画面でみて気付いたのは、ポール・ニューマンたちがふっとんだ非常階段で悪戦苦闘する場面で、男の子が先に降りますよね。そのあとニューマンが女の子をおんぶして降りてくる場面で、下で待っている男の子が一瞬違う子役に変っていること。違う方の男の子は第二班だったんだろうけども。
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