6月6日といえば昔は
ダミアンの誕生日だ、ということがぼんやりした中学生には常識であった。が、今となっては完全に過去の話となり、ダミアンはホラーアイコンにはなれず、6月6日の恐怖もずいぶんと薄れてしまったものである。さびしい…とはいえ、ジェイソンやフレディですら、今の若者にはなんのことやらさっぱりな世界ではあろう。生き残っているホラーキャラクターなんていないんだなあ。せいぜい漠然と、ゾンビ、みたいな感じだろうか。あとは貞子だね。
映画としては1作目には及ばないが、ジェリー・ゴールドスミスの音楽は前作以上の暗い輝きが増しているように思う。