眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

一週間に一冊の本をちまちま読むとして

そうすると1年で大体50冊強の本が必要になる。5年間だと250冊強。5年経った頃には、最初に読んだ本の内容なんてほぼ忘れているから、それを読み返す。ということを繰り返す。3回読んで飽きたとしても15年が経っている。そのときわたしは60歳を超えている。おそらく集中力は衰えているだろうし、若い頃のようなペースでは読めまい。それでもまだ本がちゃんと読めるような環境ならば、そこで一旦リセットして、週に一冊ペースで買うなり借りるなりして読んでいき、また5年周期で同じ本を読む。とすれば、手元に置いておく本はせいぜい300冊が上限でよい。ということで本の整理を始めることにした。同様に買い漁ったDVDもちゃんとみてあとは捨てるなり売るなりしないとダメだな、としみじみと感じている。映画は一日一本として365本あれば充分、という計算でいくか。健康で、お金が少しあれば、新作は映画館でみるし。ちょっと怪しいけれど。この先の人生は何事もシンプルに、あるいはいっそミニマムに暮して行くしかないと思っている。この国の未来は、わたしのような貧乏人にとっていい方向へ進みそうもないし、ひっそりと小さく暮して、いつの間にか消えている、そんな生き方しか残されていないのではないかと思う。