眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「少林寺三十六房」 感想


昔の吹替えなら、この主題歌が流れるはずだが…。と思っていたら、やっぱりそうだった。さすがBSジャパン。先日の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、マイケル・J・フォックス宮川一朗太の吹替えで新録する心意気を見せてくれたのも素晴らしかった。

簡単に感想を。池田秀一の声が、最初は少年のように高いので、あれ?もしかしてガンダム以前の録音?と勘違いしてしまいそう。実は、それはまだ学生で若い年頃ゆえの演技。後半、一人前の僧になってからは、まごうかたなき、シャア・アズナブルの声。かっこいい。ドラマとしては、修業後、町に降りてからが本番ながら、やはり見どころは、修行の数々。えっ、そんなん絶対無理!みたいな無茶なことをやらされて、ちょっと笑ってしまう。が、それが後半の戦いの中で生きてくるあたりは、燃えるものあり。最後のロー・リエとの対決があっさりしていたのは意外。それにしてもショウ・ブラザーズは映画をきちんと保存していて素晴らしい。ゴールデンハーベスト映画と比較すると、特にそう思いますな。あれらも、きちんとリマスターするときれいになるのでしょうか?