眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

新作映画が封切られた時の地方在住者を連れてきたよ!

ツイッターリツイートされていたもの。笑った。

大阪は、ここまでのことはない。それはありがたいと思う。日本の中心地では、週末ごとに、いや平日でも、俳優やら監督やら関係者やらの舞台挨拶だのティーチインだのとやっていますが、そうでもしないとメジャーも小さな映画も、客を呼べないのだろうか。本屋で本が売れないのでカフェを併設するみたいなものか。CDが売れないからライブ中心にして稼ぐみたいなものか。
なんにせよ、日本の中心地からは、地方なんてどこも同じで、正直どうでもいいんだと思います。ということは前にも書いた気がする。映画を作っている人間も、上映する側も、観客も。地方のことなんて、全く顧みないんですよ。実際はそうではないかもしれないが、個人的には、それくらいの気持ちですね。そういうひねくれた性格なので。中心地が盛り上がっているものを、冷ややかに眺める、くらいでいいんじゃないですかね。こっちが一緒に盛り上がる道理も理屈もないだろうと。というか、あまりに簡単に消費されていくことへの抵抗感が、根底にありますね。映画が全盛の時代でもないのに、もっと大切にしようよ、と個人的には思うんですけど、どうもパッと公開して、パッと話題になって、跡形もなく消えていく。それだけのものなんですよね。即時性が意味を持つ企画もあるでしょうけど、そうでもない映画もたくさんあるでしょう。「ベルフラワー」のこととか、今誰か話題にするのか。覚えてる、あの映画?みたいなさ。あの一瞬の盛り上がりって何だったのかと。あんなに一気に話題にするような映画だったか、あれは。なんだかもう虚しさしか残らないんですよね。もちろん、個人的な厭世的な性格のせいもありますけれどね。なんか、そういうもんだ、と誰もが達観しているようで、どうにも解せないんだけど。期待しない、と言いながら、毎度感じるこの虚しさは、実は過剰な期待を持っているということなんだろうかね。裏返しの感情なんだろうか。

追記:第2弾来た!
映画に対するこだわりがどちらかというと強いタイプの映画ファンも連れてきたよ!

わははは!