眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

ジョン・ルイスのクリスマスCM


公開6日目にして1266万回再生。凄い。が、それもうなずける「ええ話しや」感満点の素晴らしい内容。日本の百貨店は、どうすればこれに比肩しうるCMが作れるだろう…。東京ガスのこんなにシンプルなCMが、打ち切りになる国で。

そもそも、ジョン・ルイスのCMは、「クリスマスの幸せとは何か」というポイントを、物を売るとか買うとか、直接的なところに置いていない。また、幸福な家族像といった、ありふれたイメージでごまかしてもいない。もっと具体的で、でも凄くシンプルなところに着地させ、間接的にクリスマスの喜びを表現する。想像力の向かう先が、日本のCMとはちょっと違う。こういう発想、今の日本のCM業界では、プレゼンの段階くらいでは出ているのだろうか?誰がダメなんだろうな?