眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

玉川区役所 OF THE DEAD 第10話 「とまらない進化」

幸のゾンビ化、ゾンビを殺すことが出来ないことで動揺する凛。仕事も休んでしまった彼女を晋助は、それでいいんだよ、となぐさめる。一方、スイカップゾンビが感染する前にはバストサイズがAカップだった(感染後はTカップ)事実を知った幸田は、晋助が遭遇した走るゾンビの話しと合わせて、進化したゾンビは何処か突出したものを持つのではないかと推理。「バタリアン」のトラオキシンのようなもので、人間兵器でも作ろうとしているのではないか、と町田を問い詰めるのだが…。
走るゾンビの他に、今回はやたら怪力のゾンビも出現。分厚い漫画雑誌を真っ二つに引き裂く。被害にあったものは、腕をねじられ潰されてしまった。その割には、確保の場面で怪力を生かした見せ方になっていないのは、何か物足りない…。凛の離脱も描かれるが、それよりも、センターが隠している、良からぬ動きが見え始める話の扱いが大きいか。ゴシップ記者の島尾が、町田と課長の、怪しい薬品の受取現場を目撃。晋助の成長ドラマはともかく、全体を覆う謎を追う方のドラマが、やっと動いたかな、という感じ。本当に、ゾンビの歩みのごとく、ゆっくりゆっくりと展開してきたドラマも、そろそろ佳境ということでしょうかね。
今週の河井青葉さん。幸田がしつこく食い下がっても、バカバカしいと、相手にしないマチルダ。怒った顔の青葉さんも素敵です。

今週の岸井ゆきのさんゴシップ誌記者・島尾(駿河太郎)は、佐津川の先輩のようだが、佐津川は彼を呼び捨て。グイグイしてきて苦手〜という幸田の言葉で、「島尾、グイグイしない」と注意する可笑しさ。

あと、ウィルスによってバストが19カップもアップした、というところで、画面前まで出張ってきて、カメラ目線で「羨ましゅうございます」という場面も可愛かったです。