眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

2014年 映画の年間ベストテン

ここ数年で最低の鑑賞本数だったんではないか、と思われるが、今年も年間ベストを選ぶ。
1位「ぼくたちの家族」
2位「なんちゃって家族」
3位「ジャージー・ボーイズ
4位「小さいおうち」
5位「LIFE!」
6位「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
7位「思い出のマーニー
8位「オール・ユー・ニード・イズ・キル
9位「ウルフ・オブ・ウォールストリート
10位「イントゥ・ザ・ストーム」
泣けばいい映画、というわけではないが、「ぼくたちの家族」には本当に泣かされた。人は一人では生きていけないなあ、としみじみ。勿論、誰の助けも借りずに生きている人は、世の中にはたくさんいて、でも、そうは生きていけない人間としては、この映画のような頼りない人たちの姿、支え合ってかろうじて立っている感じには、心から共感するものがあった。ダメな人たちのあがき、というのが素晴らしい。並べた10本、それが底にあるような映画ばかりな気も。あと、家族の映画、という、まとめ方も出来るかもしれない。他には、「天才スピヴェット」「エクスペンダブルズ3」「フライト・ゲーム」「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」「はじまりは5つ星ホテルから」「ほとりの朔子」「ニシノユキヒコの恋と冒険」「バイロケーション」「エンダーのゲーム」「喰女」「紙の月」「渇き。」「フューリー」…などは、好きな映画でした。
どうしても好みに合わず、途中で帰ろうかと思った映画も何本かあったのですが、その中でも「超高速!参勤交代」「ゴジラ」「ルパン三世」の3本を。「超高速!参勤交代」は、せっかくの設定を無駄にしているところにがっかり。もっと面白い映画になったはずなのに…と思うと、これが一番罪深いかもしれない。あとの2本は、こちらのみたいものを、全く見せてくれなかったという点で、個人的にはどうにも対処のしようがなかったですな。わはは。
来年からは、映画への期待値をどんどん下げて、どんなにひどい映画でも面白くみられるような境地を目指したいです。