眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

お楽しみ今夏公開予定作品

夏休み…。なんという甘い言葉の響き。きらめく太陽の日射し、Tシャツと半ズボン、汗、水、花火、スイカにアイスにかき氷、そして昼寝…。大人になっても夏の休みはあるが、子供時代とは、意味が全く違う。そして子供時代に、夏休みに観に行く映画は、やはり少し意味が違っていたような気がする。よりイベント性が高かった。今でも夏休み興行ときくと、どうにも心が逸る。遠い昔のことを思い出すからだろう。
夏休みの前に、当然春休みとゴールデンウィークがあるが、それをすっとばして、夏の気になる映画をチェックしてみた。6月6日(土)と少し早めの段階で公開となる「トゥモローランド」はディズニーの大型プロジェクト。ふーん、という程度だったのだが、監督がブラッド・バードと聞いて、ちょっと期待値が上がりました。ブリット・ロバートソン(「アンダー・ザ・ドーム」のアンジー)が主演、というのも気になるポイント。

6月は他に「ハンガーゲーム・FINAL:レジスタンス」(二部作の前編。後編は12月公開)などがあって、

いよいよ7月4日(土)からは「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」!エリザベス・オルセンも出演!

7月11日(土)からは「バケモノの子」

18日(土)からは「インサイド・ヘッド

まだ公開日は正式決定していないけれども「ターミネーター:新起動 ジェニシス」も!

そして8月7日(金)からは「ジュラシック・ワールド」!

進撃の巨人Part1」は、まるで情報がないので、このフェイク予告から映画をイメージ。

あといつ公開なのかさっぱりわからない「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」もある。公式サイトでは2015・6となっているのだが…。

ターミネーター」は3から12年、4からでも6年。しかも4のことなんて誰も覚えていないだろうし、最新作ではなかったことになっているかもしれない。結局1と2の世界観の中での物語みたいだから、3もなかったことになっているのかも。実質12年ぶりということでいいんじゃないかな。「ジュラシック・ワールド」は3から14年ぶり、「マッド・マックス」に至っては30年ぶりだから、これは完全に新作ですな。予告では「マッド・マックス三部作のジョージ・ミラーが新たに放つ―」なんて出てくるけど、何の意味もない。ロートル世代は観に行くけど、若い世代には全く通用しないよ。「北斗の拳」すら知らない可能性があるのに。現時点では詳細不明なものが多過ぎる。まあまだ1月だし、ビッグネームのシリーズものの最新作だから余裕だろ、と配給会社が思っているのなら、それは甘いと思うね。シュワルツェネッガーの威光ももう無くなってしまったし、「トランスフォーマー」や「ゴジラ」が30億円程度しか稼げない今の日本で、本気で安泰だと思っていたらお笑い草だ。まあ、早く取りかかりたいけれども、本国の指示だとか、権利関係のなんとかだとか、色々事情はあるんだろうけれど。でもそういうことは聞き飽きた。
とはいえ、これらの夏の大作に、親子で劇場に足を運ぶことになり、映画の面白さに触れる少年少女たちが少しでも生まれてくれば、それでいい。配給会社のやる気がなくても、大作が夏休みに公開されることは、子供たちには大切なことなのだ、と信じたい。夏の思い出として、記憶に残ってくれれば、より嬉しい。