眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「新世紀エヴァンゲリオン」の「misato」を聴いていて。

すっかり耳馴染みになりましたな。バラエティ系番組でもよく耳にする気がします。

で、この先は、知っている人には常識すぎる話しになるのですが、松本伊代のベスト盤CDを押入れから見つけたんですよ。
聴いていますと「ラブ・ミー・テンダー」が「misato]そっくりなので、びっくりしまして。正確には「misato」が「ラブ・ミー・テンダー」に似ているんですけれど。ていうか、松本伊代可愛過ぎだろ、これ。後ろのキャプテンにカメラが寄るのもうれしいですな。左側の、北沢清子さんが好きだったなー。

そもそも、この曲はダイアナ・ロスの「恋はくせもの」にそっくりで…というか、言葉は悪いけど、ほとんどパクリのようなものですよね。

さらに元々はフランキー・ライモン&ザ・ティーン・エイジャーズというグループの歌だったそうですが、それはアレンジがだいぶ違っていて、ダイアナ・ロスから持ってきたのは明白。
で、何が言いたいかというと、「ラブ・ミー・テンダー」の作曲は筒美京平なんですけど、編曲は「エヴァ」の鷺巣詩郎なんですよね。鷺巣さんとしては、「misato」は、ダイアナ・ロスからか、「ラブ・ミー・テンダー」からか、どっちから持ってきたのかな?どうなのかな?と、ふと思いまして。もちろん「ラブ」なんですけど(イントロやピアノの入り方が「ラブ」と「misato」は同じ)、やはり「エヴァ」の「decisive battle」は、「007のテーマ」を引用というか流用というかして作曲してますからね。別にそれを、けしからん!というつもりは毛頭ないんですけどもね。いや、著作権のこととか、作曲家としての矜持についてとかは知りませんよ。身勝手な立場からは、ああなるほど、そこから持ってきますか、という楽しさ面白さの方が勝りますな。先日、イマジカBSで「荒野の復讐」をなんとなくみていて、教会の結婚式で主人公と花嫁が襲撃されるところ、「キル・ビルvol.1」のユマ・サーマンの結婚式のシーンとそっくり!ここからの引用だったか、と。こういうの、わたしは愉しいんですけど、世間ではどうなんですかね?



いやいや、エヴァもかっこいいけど、007も今聴いてもかっこいいなあ!
まあ、ごく常識的な話しみたいですけど、このブログのネタはみんなそんなものだから、気にしないでくださいな。